TYO (コンテンツ制作会社)

株式会社TYO：映像制作のリーディングカンパニー

株式会社TYO（ティー・ワイ・オー）は、日本のコンテンツ制作会社であり、現在はKANAMEL株式会社の完全子会社です。テレビCM制作を中心に事業を展開し、国内シェアは常に上位に位置しています。

社名の由来と沿革

社名の「TYO」は、国際航空運送協会（IATA）が東京を表す都市コードに由来します。これは、世界に羽ばたく企業を目指す創業者の志を反映したものです。

1982年の設立以来、TYOは着実に成長を続けました。2002年には株式をJASDAQに公開し、2014年には東京証券取引所第一部に上場を果たしました。しかし、2016年にはAOI Pro.との経営統合を発表し、共同持株会社AOI TYO Holdings（現KANAMEL）を設立。2017年に上場廃止となりました。

2021年にはグループ再編が行われ、広告映像関係事業を新設会社の株式会社TYOが承継。株式会社xpdが旧TYOの商号を引き継ぎました。

事業内容

TYOは、映像制作を中核に、多岐にわたる事業を展開しています。

MONSTER, TYO drive, Camp KAZ: 映像制作全般
PRO2: 広告制作全般
SPARK: ブランディング、広告全般の戦略・企画立案、ディレクション
オファリングマネジメント: 広告制作作業全般
Creative Incubation: コンサルティング、クリエイティブソリューションの提供、事業開発
ドワーフ: キャラクター等の企画・開発、こま撮りアニメーションの制作

グループ会社と過去のグループ会社

TYOは、国内外に複数のグループ会社を有しています。

ケー・アンド・エル: 広告コミュニケーション業務全般
祭: 音楽映像 企画・制作、その他ファッション映像コンテンツの企画・制作
Rabbit Digital Group: デジタル・マーケティング・サービス

かつては、円谷プロダクションやデジタル・フロンティアなどの企業もグループに属していましたが、再編や売却によりTYOグループを離れています。

経営体制

2023年8月現在の役員は以下の通りです。

代表取締役社長: 早船浩
専務取締役: 羽鳥貴晴
取締役: 朝比奈雄尚、浜谷英輝、岸本高由、上窪弘晃（非常勤）、譲原理（非常勤）
監査役: 宝田晴夫
執行役員: 久保田仁、中嶋秀明、立川敦、水野卓志、小矢親世

株式会社TYOは、常に変化を続ける広告・映像業界において、革新的なコンテンツを創造し、業界を牽引する存在であり続けています。

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