UFC 184: Rousey vs. Zingano
UFC 184は、
2015年2月28日に
カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催された
総合格闘技の大会です。この大会では、女子バンタム級王者
ロンダ・ラウジーと挑戦者キャット・ジンガーノによるタイトルマッチが最大の注目を集めました。さらに、元
ボクシング女子世界王者である
ホリー・ホルムがUFCにデビューを果たしたことも大きな話題となりました。
大会の概要
UFC 184は、女子バンタム級タイトル戦をメインイベントとして掲げ、名選手たちが集結しました。ラウジーは今大会で自身のタイトルを5度目に防衛することを目指しており、その試合結果は格闘技ファンの関心を引くものでした。
試合結果
大会はアーリープレリムから始まり、多彩なマッチアップが行われました。
アーリープレリム
1.
フェザー級ワンマッチ
マシオ・フーレン vs. アレックス・トーレス
結果: フーレンが判定2-1で勝利(28-29、29-28、29-28)
2.
ライト級ワンマッチ
ヴァウミール・ラザロ vs. ジェームス・クラウス
結果: ラザロが判定2-1で勝利(29-28、28-29、29-28)
プレリミナリーカード
3.
ヘビー級ワンマッチ
デリック・ルイス vs. ルアン・ポッツ
結果: ルイスが2R 3:18でTKO勝ち(マウントパンチ)
4.
ウェルター級ワンマッチ
ティム・ミーンズ vs. ディエゴ・リマ
結果: ミーンズが1R 2:17でTKO勝ち(スタンドパンチ連打)
5.
バンタム級ワンマッチ
ローマン・サラザール vs. 山本“KID”徳郁
結果: 2R 2:37 ノーコンテスト(アイポーク)
6.
ミドル級ワンマッチ
ホアン・“ジュカオン”・カルネイロ vs. マーク・ムニョス
結果: カルネイロが1R 1:40でTKO勝ち(リアネイキドチョーク)
メインカード
7.
ライト級ワンマッチ
トニー・ファーガソン vs. グレイゾン・チバウ
結果: ファーガソンが1R 2:37でリアネイキドチョークによる勝利
8.
ウェルター級ワンマッチ
アラン・ジョウバン vs. リチャード・ウォルシュ
結果: ジョウバンが1R 2:19でKO勝ち(右フック)
9.
ウェルター級ワンマッチ
ジェイク・エレンバーガー vs. ジョシュ・コスチェック
結果: エレンバーガーが2R 4:20でノースサウスチョークによる勝利
10.
女子バンタム級ワンマッチ
ホリー・ホルム vs. ラケル・ペニントン
結果: ホルムが判定2-1で勝利(29-28、28-29、30-27)
11.
女子バンタム級タイトルマッチ
ロンダ・ラウジー vs. キャット・ジンガーノ
結果: ラウジーが1R 0:14で
ストレートアームバーによる勝利。これにより、ラウジーは5度目の防衛を成功させました。
各賞
大会では、以下の選手がパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト賞を受賞しました。
- - ロンダ・ラウジー
- - ジェイク・エレンバーガー
- - トニー・ファーガソン
- - ティム・ミーンズ
これらの選手にはボーナスとして5万ドルが授与されました。
カード変更
いくつかの試合については、負傷等によりカードの変更が行われました。具体的には、カイオ・マガリャエスがホアン・カルネイロに、ヤンシー・メデイロスがグレイゾン・チバウにそれぞれ変更されました。その他の試合も含めて、格闘技界の厳しさを感じさせる大会でした。
UFC 184は、数々の素晴らしい試合とともに、選手たちの成長と進化を感じさせる大会となりました。特にラウジー選手の圧倒的な強さは、多くのファンに印象を残すこととなりました。今後も彼女の活躍から目が離せません。