UFC 305

UFC 305: デュ・プレシ vs. アデサンヤ 大会詳報



2024年8月18日オーストラリア西オーストラリア州パースのRACアリーナにて、世界中から格闘技ファンが注目するUFC 305が開催されました。この大会のメインイベントは、UFC世界ミドル級王者ドリカス・デュ・プレシと挑戦者イスラエル・アデサンヤによるタイトルマッチ。両雄の激突に、会場の熱気は最高潮に達しました。

大会結果概要



大会は、アーリープレリム、プレリミナリーカード、そしてメインカードの3部構成で進行。計12試合の白熱した戦いが繰り広げられ、KO、TKO、判定、一本と様々な決着方法で勝敗が決まりました。

特に注目を集めたのは、メインイベントのデュ・プレシとアデサンヤの対戦。4ラウンド3分38秒、デュ・プレシがリアネイキドチョークでアデサンヤを破り、王座防衛に成功しました。この勝利により、デュ・プレシはミドル級王者の座を不動のものとしました。

その他、ライト級ではダン・フッカーマテウス・ガムロットの対戦がファイト・オブ・ザ・ナイトに選出され、観客を魅了する激闘を展開しました。また、カイ・カラ=フランスとカルロス・プラチスはそれぞれパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、5万ドルのボーナスを獲得しました。

各試合結果詳細



以下、各試合の結果を詳細に見ていきましょう。表記は、勝者 vs. 敗者 の形式です。

アーリープレリム

第1試合 (127.5ポンド契約): ヘスス・アギラー vs. スチュワート・ニコル (1R 2:39 ギロチンチョーク) ※アギラーの体重超過によりフライ級から変更
第2試合 (ウェルター級): ソン・ケナン vs. リッキー・グレン (3R終了 判定3-0)
第3試合 (ライト級): トム・ノーラン vs. アレックス・レイエス (3R終了 判定3-0)

プレリミナリーカード

第4試合 (ミドル級): ジャック・ジェンキンス vs. ハーバート・バーンズ (3R 0:48 TKO (棄権))
第5試合 (女子フライ級): ケイシー・オニール vs. ルアナ・サントス (3R終了 判定3-0)
第6試合 (フェザー級): リカルド・ラモス vs. ジョシュア・クリバオ (3R終了 判定2-1)
第7試合 (ヘビー級): ヴァルター・ウォーカー vs. ジュニア・タファ (1R 4:56 ヒールフック)

メインカード

第8試合 (ウェルター級): カルロス・プラチス vs. リー・ジンリャン (2R 4:02 KO (左フック))
第9試合 (ヘビー級): ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. タイ・トゥイバサ (3R終了 判定2-1)
第10試合 (ライト級): ダン・フッカー vs. マテウス・ガムロット (3R終了 判定2-1)
第11試合 (フライ級): カイ・カラ=フランス vs. スティーブ・エルセグ (1R 4:04 TKO (右ストレート))
第12試合 (UFC世界ミドル級タイトルマッチ): ドリカス・デュ・プレシ vs. イスラエル・アデサンヤ (4R 3:38 リアネイキドチョーク)

大会を彩る出来事



本大会では、選手たちの素晴らしいパフォーマンスだけでなく、ファイト・オブ・ザ・ナイト、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの選出など、記憶に残る瞬間が多数ありました。各賞を受賞した選手には、5万ドルのボーナスが授与されました。

また、負傷などによるカード変更などもあったものの、大会全体としては、非常に盛り上がりを見せたイベントとなりました。UFC 305は、多くの格闘技ファンにとって忘れられない大会となったことでしょう。

参考文献



UFC公式ホームページ
SHERDOG (英語)

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