UFC Fight Night: Almeida vs. Garbrandt

UFC Fight Night: Almeida vs. Garbrandt 大会レポート

2016年5月29日、ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイ・イベント・センターにおいて、世界的な総合格闘技団体UFCによるイベント『UFC Fight Night: Almeida vs. Garbrandt』が開催されました。この大会は、バンタム級で注目を集めたコーディ・ガーブラント選手とトーマス・アルメイダ選手の対戦をメインイベントに据え、多くの観客を熱狂の渦に巻き込みました。

メインイベントを彩った激闘

メインイベントでは、キャリアに輝かしい戦績を残すガーブラント選手とアルメイダ選手が激突しました。両選手とも高い打撃能力と優れたグラウンド技術を持つ強豪であり、試合前から大きな注目を集めていました。試合はガーブラント選手の圧倒的な強さで幕を閉じ、1ラウンド2分53秒、右フックからのパウンドでKO勝利を収めました。この勝利により、ガーブラント選手はUFCバンタム級戦線における地位をさらに強固なものとしました。

多彩な対戦カード

メインイベント以外にも、多くの注目カードが組まれ、観客を魅了しました。ライト級では、ポール・フェルダー選手とジョシュ・バークマン選手が激しい攻防を繰り広げ、フェルダー選手が判定勝ちを収めました。ウェルター級ではロレンズ・ラーキン選手とホルヘ・マスヴィダル選手が接戦を演じ、ラーキン選手が辛勝しました。ミドル級、ウェルター級、フェザー級など、様々な階級で白熱した試合が展開され、会場の雰囲気は最高潮に達しました。

新星ウダ選手のUFCデビュー

キャリア9戦全勝という驚異的な戦績を持つアウベルト・ウダ選手が、この大会でUFCデビューを果たしました。しかし、ジェイク・コリアー選手との対戦では、2ラウンド1分6秒、右バックスピンキックによるKO負けを喫しました。今後の活躍に期待がかかる中、惜しくも初陣を飾ることは出来ませんでした。彼のUFCでのさらなる成長に注目が集まります。

大会結果詳細

以下に、各試合の結果を詳細に示します。

アーリープレリム

第1試合 (ヘビー級): アダム・ミルステッド ○ vs. クリス・デ・ラ・ロチャ × (2R 4:01 TKO)
第2試合 (バンタム級): ブライアン・キャラウェイ ○ vs. アルジャメイン・スターリング × (3R終了 判定2-1)

プレリミナリーカード

第3試合 (ライト級): エリック・コク ○ vs. シェーン・キャンベル × (2R 3:02 リアネイキドチョーク)
第4試合 (ミドル級): ジェイク・コリアー ○ vs. アウベルト・ウダ × (2R 1:06 KO)
第5試合 (ライト級): アベル・トルヒーヨ ○ vs. ジョーダン・リナルディ × (3R終了 判定3-0)
第6試合 (女子バンタム級): サラ・マクマン ○ vs. ジェシカ・アイ × (3R終了 判定3-0)

メインカード

第7試合 (ライト級): ポール・フェルダー ○ vs. ジョシュ・バークマン × (3R終了 判定3-0)
第8試合 (ウェルター級): ロレンズ・ラーキン ○ vs. ホルヘ・マスヴィダル × (3R終了 判定2-1)
第9試合 (ミドル級): クリス・カモージー ○ vs. ヴィトー・ミランダ × (3R終了 判定3-0)
第10試合 (ウェルター級): リック・ストーリー ○ vs. タレック・サフィジーヌ × (3R終了 判定3-0)
第11試合 (フェザー級): ジェレミー・スティーブンス ○ vs. ヘナン・バラオン × (3R終了 判定3-0)
第12試合 (バンタム級): コーディ・ガーブラント ○ vs. トーマス・アルメイダ × (1R 2:53 KO)

大会表彰

ファイト・オブ・ザ・ナイト: ジェレミー・スティーブンス vs. ヘナン・バラオン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト: コーディ・ガーブラント、ジェイク・コリアー

受賞選手にはそれぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。

カード変更

負傷等の理由により、出場選手が変更となるケースもありました。

この大会は、多くの記憶に残る試合が展開された、UFCの歴史における重要なイベントの一つとして記録されています。

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