UFC Fight Night: Condit vs. Alves

UFC Fight Night 67: Condit vs. Alves 大会詳報

2015年5月30日、ブラジルのゴイアニア・アリーナにて、UFC Fight Night 67が開催されました。本大会のメインイベントは、ウェルター級でカーロス・コンディットとチアゴ・アウベスの対戦が組まれ、多くの格闘技ファンを熱狂させました。

注目のデビュー戦とベテランの活躍

この大会では、複数の注目選手がUFCデビューを果たしました。Jungle Fightウェルター級王者エリズィウザレスキ・ドス・サントス、キャリア13戦全勝のCWFCウェルター級王者ニコラス・ダルビー、12戦全勝のダレン・ティル、そして7戦全勝のJungle Fight女子ストロー級王者エリカ・アルメイダ、7戦全勝のトム・ブリーズといった、将来を嘱望されるファイターたちが、世界最高峰の舞台でその実力を試しました。

ベテラン勢も、それぞれの持ち味を存分に見せつけました。コンディットとアウベスによるメインイベント以外にも、数々の激戦が繰り広げられ、会場の熱気は最高潮に達しました。

試合結果詳細

アーリープレリム

第1試合：トム・ブリーズ ○ vs × ルイス・ドゥトラ (1R 4:58 TKO)
ブリーズは左ストレートからのパウンドでドゥトラにTKO勝ちを収め、UFCデビュー戦を白星で飾りました。

第2試合：ジュリアナ・リマ ○ vs × エリカ・アルメイダ (判定3-0)
リマがアルメイダを相手に判定勝ち。アルメイダのUFCデビュー戦は惜しくも敗戦となりました。

プレリミナリーカード

第3試合：ミアサド・ベクティック ○ vs × ルーカス・マルチンス (2R 0:30 TKO)
ベクティックがマルチンスをパウンドで圧倒し、TKO勝ちを収めました。

第4試合：ニコラス・ダルビー ○ vs × エリズィウザレスキ・ドス・サントス (判定2-1)
接戦の末、ダルビーがドス・サントスを判定で下しました。デビュー戦ながら、その実力を見せつけました。

第5試合：ジュシー・フォルミーガ ○ vs × ウィルソン・ヘイス (判定3-0)
フォルミーガが判定勝ち。3-0というスコアで、その実力差を見せつけました。

第6試合：ホニー・ジェイソン ○ vs × デイモン・ジャクソン (1R 3:31 三角絞め) → ノーコンテスト
ジェイソンは三角絞めでジャクソンから一本勝ちを収めたものの、後に薬物検査で陽性反応が出たため、ノーコンテストとなりました。

メインカード

第7試合：ダレン・ティル ○ vs × ヴェンデル・オリヴェイラ (2R 1:37 KO)
ティルがグラウンドの肘打ちでオリヴェイラにKO勝ち。衝撃的なKOシーンは観客を沸かせました。

第8試合：フランシスコ・トリナウド ○ vs × ノーマン・パーク (判定2-1)
トリナウドが判定勝ちを収めました。接戦でしたが、その勝利で存在感を示しました。

第9試合：フランシマール・バホーソ ○ vs × ライアン・ジモー (判定3-0)
バホーソが判定でジモーを下し、安定したパフォーマンスを見せました。

第10試合：アレックス・オリベイラ ○ vs × KJ・ヌーンズ (1R 2:51 リアネイキドチョーク)
オリベイラはリアネイキドチョークでヌーンズを一本勝ち。見事な一本勝ちでした。

第11試合：チャールズ・オリベイラ ○ vs × ニック・レンツ (3R 1:10 ギロチンチョーク)
オリベイラはギロチンチョークでレンツを一本勝ち。激しい攻防の末の勝利となりました。

第12試合：カーロス・コンディット ○ vs × チアゴ・アウベス (2R終了時 TKO)
メインイベントは、コンディットがドクターストップによるTKO勝ちで幕を閉じました。

大会表彰

ファイト・オブ・ザ・ナイト：チャールズ・オリベイラ vs. ニック・レンツ
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：チャールズ・オリベイラ、ホニー・ジェイソン

受賞者にはそれぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。

カード変更

負傷などにより、複数のカード変更がありました。

この大会は、若手とベテランが入り混じった、非常にエキサイティングな大会となりました。数々のアップセットや衝撃的なKO、そして劇的な一本勝ちなど、記憶に残る試合が数多くありました。UFC Fight Night 67は、UFCの歴史に刻まれた、忘れられない大会の一つと言えるでしょう。

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