UFC Fight Night: Shogun vs. Henderson 2

UFC Fight Night 38: ショーグン vs. ヘンダーソン 2 大会詳細レポート

2014年3月23日、ブラジルのナタールにあるジナーシオ・ネリオ・ディアズにて、UFC Fight Night 38（別名：UFC Fight Night: Shogun vs. Henderson 2）が開催されました。ライトヘビー級の注目カード、マウリシオ・ショーグン対ダン・ヘンダーソン2による再戦の他、10試合もの迫力ある対戦が繰り広げられました。

今大会は、キャリア7戦全勝のノード・ラハト選手にとってUFCデビュー戦という、大きな注目を集める試合でもありました。しかしながら、当初予定されていたカードには変更があり、グレイゾン・チバウ選手が負傷によりミチェル・プラゼレス選手に変更となったほか、ディエゴ・ブランダオン選手対ウィル・チョープ選手の試合は、チョープ選手の不祥事により中止となりました。

試合結果

アーリープレリム

第1試合：フェザー級　ゴドフレド・ペペイ ○ vs. × ノード・ラハト
1R 2:39 KO（跳び膝蹴り）
UFCデビュー戦となったラハト選手でしたが、ペペイ選手の強烈な跳び膝蹴りを受け、惜しくも敗戦となりました。ペペイ選手の圧巻のKO勝利は、観客に大きな衝撃を与えました。

プレリミナリーカード

第2試合：ライトヘビー級　ハンス・ストリンガー ○ vs. × フランシマール・バローソ
3R終了 判定2-1（29-28、28-29、29-28）
接戦の末、ストリンガー選手が判定勝ちを収めました。僅差の判定でしたが、ストリンガー選手の粘り強さが光る試合となりました。
第3試合：ウェルター級　ケニー・ロバートソン ○ vs. × チアゴ・ペルペチュオ
1R 1:45 リアネイキドチョーク
ロバートソン選手が、リアネイキドチョークによる一本勝ちで勝利を収めました。
第4試合：フライ級　ジュシー・フォルミーガ ○ vs. × スコット・ヨルゲンセン
1R 3:07 リアネイキドチョーク
フォルミーガ選手が、こちらもリアネイキドチョークで一本勝ちを収め、高いテクニックを見せつけました。
第5試合：86.2kg契約　チアゴ・サントス ○ vs. × ホニー・マルケス
1R 0:53 TKO（左ミドルキック→パウンド）
マルケス選手の体重超過により、ミドル級から86.2kg契約に変更となったこの試合は、サントス選手が左ミドルキックからのパウンドでTKO勝利を収めました。

メインカード

第6試合：フェザー級　ホニー・ジェイソン ○ vs. × スティーブン・サイラー
1R 1:17 TKO（左フック→パウンド）
ジェイソン選手の左フックからのパウンドで、サイラー選手がTKOで敗戦となりました。
第7試合：ライト級　ミチェル・プラゼレス ○ vs. × マイルベク・タイスモフ
3R終了 判定3-0（30-25、30-25、30-25）
プラゼレス選手が、3-0の判定で勝利を収めました。
第8試合：ライトヘビー級　ファビオ・マルドナド ○ vs. × ジャン・ヴィランテ
3R終了 判定3-0（29-27、29-28、29-28）
マルドナド選手が判定勝ちで勝利しました。
第9試合：ライト級　レオナルド・サントス △ vs. △ ノーマン・パーク
3R終了 判定1-0（29-27、28-28、28-28）
サントス選手とパーク選手はドローとなりました。
第10試合：ミドル級　CB・ダラウェイ ○ vs. × セザール・フェレイラ
1R 0:39 KO（右フック→パウンド）
ダラウェイ選手が、右フックからのパウンドでKO勝ちを収めました。
第11試合：ライトヘビー級　ダン・ヘンダーソン ○ vs. × マウリシオ・ショーグン
3R 1:31 TKO（右フック→パウンド）
メインイベントは、ヘンダーソン選手が3RにTKO勝ちで勝利を収め、シリーズを制しました。

大会表彰

ファイト・オブ・ザ・ナイト：ダン・ヘンダーソン vs. マウリシオ・ショーグン
* パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：ダン・ヘンダーソン、ゴドフレド・ペペイ

受賞選手には、それぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。

今大会は、予想外の展開や接戦も多く、観客を最後まで楽しませる、記憶に残る大会となりました。各選手の今後の活躍にも期待が高まります。

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