Def Techの『UP』は、2011年
10月5日にEuntalkからリリースされた5枚目のオリジナル
アルバムです。前作『Catch The Wave』から約5年5ヶ月ぶりとなる待望のフル
アルバムとして、全13曲が収録されています。
アルバム発売直後の2011年11月11日には、
日本武道館で一夜限りのスペシャルライブ「
Def Tech -11.11.11- 武道館Special‼」が開催されました。この日は「1」が連続する特別な日であり、ライブタイトルにもその特徴が反映されています。
収録曲について、いくつかご紹介します。
The Day Dream: 2011年3月11日に発生した
東日本大震災に際し、
Def Techの2人が無力感を感じながらも、音楽の力で人々を励ましたいという思いを込めて制作された楽曲です。同じように無力さを感じている人々の心に寄り添うメッセージが込められています。
Golden Age:
アルバム発売に先駆けて開催された「めざましライブ2011」で初披露されました。また、
アルバム発売前には
YouTubeでPVがフル公開され、話題を呼びました。
My Baby Love:
Ernie Cruz Jr.が参加しており、楽曲に深みを与えています。
Muteki: こちらの楽曲にも
Ernie Cruz Jr.が参加しています。
Spice:
take it HIGHER!!: PVでは、
Microがサーフィンをしながら
ウクレレを演奏する様子が収められています。
Day Off ~This Song is Dedicated to Eddie-san~: アコースティックギターのパートはShenが担当しています。
Kokkyo:
All That's In The Universe: この
アルバムの中で最も早く発表された楽曲で、「TOKYO FM Humanglobe Traveler」内の
マングローブ保護コーナーのために書き下ろされました。2011年5月27日に開催された「Humanglobe Live」で初披露されています。
Freedom:
Naturally Blue:
frinds for always:
*
Get Yo ASS UP!!!: 「
Def Tech -11.11.11- 武道館Special‼」のために書き下ろされた楽曲です。歌詞の一部は歌詞カードに掲載されていません。
『UP』は、
Def Techの音楽性の幅広さと、メッセージ性の強さを感じられる作品です。震災後の日本への想いや、自然への愛、仲間との絆など、様々なテーマが込められています。
Def Techの新たな一面を発見できる一枚と言えるでしょう。