UP-BEAT

UP-BEATについて

UP-BEAT（アップビート）は、1981年に福岡県北九州市で結成された日本のロックバンドです。彼らは1986年にメジャーデビューを果たし、その後1995年に解散するまで、多くのファンに支持されました。

バンドの起源と成長

バンドは、初めて「UP-BEAT UNDERGROUND」という名で活動を始めました。この名前は、ラモーンズの楽曲「Do You Remember Rock and Roll Radio?」や、バンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」からインスパイアを受けたものです。結成時のメンバーには後に映画監督となる青山真治が含まれ、バンドのリーダー兼ギタリストとして活動していました。

1984年には現在のバンド名「UP-BEAT」に改名。2年後の1986年5月21日、彼らは12インチ・シングル「Kiss...いきなり天国」でメジャーデビューを果たしました。デビューの瞬間から、彼らはシーンの注目を集め、確固たる地位を築き始めます。

ヒット曲と活動

1987年7月にはシングル「KISS IN THE MOONLIGHT」を発売。この楽曲はフジテレビ系ドラマ『同級生は13歳』の主題歌として起用され、大ヒットを記録しました。その後も「Rainy Valentine」や「明日へ」など、多くの楽曲がリリースされ、活動を通じて多様な音楽を展開しました。

しかし、1990年の初冬、音楽性の違いからギタリストの東川真二とベーシストの水江慎一郎が脱退し、残りのメンバーは広石武彦、岩永凡、嶋田祐一の3人となります。その後、1995年8月30日に渋谷公会堂でのライブをもって解散を発表しました。

解散後の活動

バンド解散後も広石と水江は、2010年から2015年まで「UP-BEATトリビュートバンド」として活動を続けました。さらに2016年には「Respect up-beat」を立ち上げ、再びライブ活動を開始しました。

メンバー

解散時には以下のメンバーが在籍していました。

• - 広石武彦（Vocal, 作詞, 作曲） - 福岡県北九州市出身、1965年1月24日生まれ。
• - 岩永凡（Guitar, 作曲） - 福岡県行橋市出身、1965年10月20日生まれ。
• - 嶋田祐一（Drums, 作曲） - 鳥取県鳥取市出身、1964年11月17日生まれ。

また、活動途中で脱退したメンバーには、ギタリストの東川真二とベーシストの水江慎一郎がいます。

ディスコグラフィ

彼らのディスコグラフィは多岐にわたり、シングルやアルバムが多数リリースされています。特に「KISS IN THE MOONLIGHT」や「Rainy Valentine」などの楽曲が有名です。また、解散後もベストアルバムやトリビュートアルバムが発表されており、今日でもファンに親しまれています。彼らの音楽は、日本のロックシーンにおいて確固たる影響を与え、現在に至るまで多くのリスナーに愛されています。

UP-BEATの音楽や活動は、彼らの存在感を示しており、今もなお、多くのファンによって語り継がれています。

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