URBANO MOND

URBANO MOND (アルバーノ・モンド) について

URBANO MONDは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（現ソニーモバイルコミュニケーションズ）が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。型番はSOY04で、「都会」を意味する「URBANO」と「世界」を意味する「MOND」を組み合わせた名称が特徴的です。

概要

URBANO MONDは、URBANOシリーズの3代目にあたる音声端末です。先代のURBANO BARONE（SOY03）と同様にソニー・エリクソンが製造を担当しており、IPX5/IPX7等級の防水機能とGSMローミングへの対応が大きな特徴です。また、POBox Proバージョンが4.0Eにアップグレードされ、通話補正機能も強化されています。一方で、テンキーパッドはBARONEの独立式フレームレス構造から一体構造のシートキーに変更され、操作感が変化しました。

この機種は、ソニー・エリクソン製のCDMA2000 1xEV-DO Rev.Aおよび[KCP+]]に対応した最後の音声端末であり、URBANOシリーズとしては唯一、ベースとなった機種が存在しない独自のモデルです。URBANOシリーズの詳細については、[URBANOシリーズ#機種を参照してください。

沿革

URBANO MONDは、以下のスケジュールで発売されました。

2010年10月18日：KDDIおよびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズより公式発表。
2010年10月23日：プレシャスシルバーを除くモデルが北海道・中部・北陸・関西・中国・四国・沖縄地区で発売。
2010年10月26日：プレシャスシルバーを除くモデルが東北地区で発売。
2010年10月27日：プレシャスシルバーを除くモデルが関東地区で発売。
2010年10月28日：プレシャスシルバーを除くモデルが九州地区で発売。
2010年12月16日：プレシャスシルバーが沖縄地区で先行発売。
2010年12月17日：プレシャスシルバーが東北・中部・北陸・関西・中国・四国・九州地区で発売。
2010年12月18日：プレシャスシルバーが北海道・関東地区で発売。
2011年10月：販売終了。
2012年7月22日：L800MHz帯のサービス停波に伴い、N800MHz帯および2GHz帯での利用に移行（予定）。

主な機能・対応サービス

URBANO MONDには、以下のような機能やサービスが搭載されています。

歩数計（My Walkアプリ）
BRAVIAポストカード対応
はっきりモード
ゆっくりモード
聞きやすいモード
フェイク着信
通話時自動音声調整機能
通話時ノイズキャンセル機能
「お出かけ転送」対応（一部のソニー製Blu-ray Discレコーダーで録画した番組を本機に転送可能）

名前について

「URBANO」はイタリア語で「都会」を意味し、「MOND」は「世界」を意味します。この名前は、都会的で洗練されたデザインと、世界で通用する機能を持つ端末であることを表現しています。

関連機種

URBANO BARONE(SOY03) - 先代機種
URBANO AFFARE(SOY05) - 後継機種

その他

G-BOOK mXにも対応しています。

外部リンク

URBANO MOND（Sony Mobile）
URBANO MOND（au） - ウェイバックマシン（2010年10月21日アーカイブ分）

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