VALE TUDO JAPAN

ヴァーリ・トゥード・ジャパン（VTJ）とは

ヴァーリ・トゥード・ジャパン（VALE TUDO JAPAN、略称：VTJ）は、日本の総合格闘技団体です。1999年までは日本修斗協会が主催していましたが、現在はサステインの坂本一弘を代表とする実行委員会形式で運営されています。

VTJの歴史

VTJは、1994年にアメリカで人気を博したUFCに対抗する形で、当時の日本プロシューティング（修斗）が主催し、トーナメント大会としてスタートしました。この大会でヒクソン・グレイシーが日本初登場を果たし、大きな注目を集めました。当時の出場選手には、川口健次、草柳和宏といった修斗のスター選手に加え、ヤン・ロムルダー、ダビッド・レビキ、そしてリングスに参戦していた西良典などが名を連ねていました。

1995年にもトーナメント大会が開催され、その後も毎年開催されていましたが、1999年を最後に開催が途絶えました。しかし、約10年の時を経て、2009年に復活を果たしました。

2012年7月16日には、「プロフェッショナル修斗公式戦」内で、同年12月24日にケージを使用した大会として、3年ぶりに開催されることが発表されました。

VTJのルール

VTJでは、試合によってプロ修斗ルールを採用する試合と、新VTJルールを使用する試合が混在しています。プロ修斗公式戦の場合はプロ修斗ルールが適用され、それ以外の試合では新VTJルールが適用されます。

新VTJルール

新VTJルールは、旧VTJのルールよりも修斗ルールに近いものを採用しています。判定基準なども修斗ルールに準拠しています。以前のVTJルールと修斗ルールの中間的なルールと言えるでしょう。試合時間は5分3ラウンド、または5分5ラウンドで行われます。

オープンフィンガーグローブは、ISC認定のグローブをウイニングに提案して開発されたものが使用されています。

判定は以前は存在しませんでしたが、新ルールでは導入されています。グラウンド状態での踏みつけと、4点ポジションでの頭部への膝蹴りは有効とされています（サッカーボールキックは禁止）。

修斗ではkg単位の階級制を採用していますが、VTJではネバダ州アスレチック・コミッションの階級、またはそれに近いポンド単位の階級制を採用しています。

開催履歴

VTJは、過去に数多くの大会を開催してきました。詳細な開催履歴については、公式サイトや関連サイトをご確認ください。

脚注

VALE TUDO JAPAN公式サイト
SHERDOG 大会データ

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