VAMPIRE (布袋寅泰の曲)

布袋寅泰の20枚目のシングルとして2000年8月30日に東芝EMIからリリースされた「VAMPIRE」。本作は、7thアルバム『fetish』の先行シングルとして発表されました。

楽曲について

「VAMPIRE」は、ホーンセクションを大胆に取り入れた、ゴシックテイスト溢れるブラス・ロックナンバーです。村田陽一氏がホーンアレンジを手掛け、楽曲に深みと重厚感を加えています。

ミュージックビデオは、中野裕之氏が担当。布袋氏がPVで着用している牙とカラーコンタクトは、ハリウッドの特殊メイク用品を手掛けるメーカーによる特注品であり、楽曲の世界観をより一層引き立てています。

リミックスバージョン

シングルには、表題曲のオリジナルバージョンに加え、以下の3つのリミックスバージョンが収録されています。

VAMPIRE (CAPTAIN FUNK MIX)
オオエタツヤ氏が参加したリミックスバージョン。アメリカのニューオリンズに残るヴァンパイア伝説からインスピレーションを受け、ニューオリンズのカーニバル「MARDIGRAS」のビートを取り入れた、独特なアレンジが施されています。
VAMPIRE (CAPTAIN ROCK MIX)
布袋寅泰自身によるセルフリミックスバージョン。
VAMPIRE (inst.)
インストゥルメンタルバージョン。

これらのリミックスバージョンは、オリジナルとは異なるアプローチで「VAMPIRE」の魅力を引き出しています。

収録アルバム

「VAMPIRE」は、以下のアルバムに収録されています。

オリジナルアルバム『fetish』(2000年11月29日発売)

その他

2024年現在、「VAMPIRE」はベストアルバムには一切収録されていません。しかし、布袋寅泰の代表曲の一つとして、ファンからの人気は高く、ライブでも頻繁に演奏されています。

「LOVE JUNKIE」も同様にシングルにリミックスが収録されている。


「VAMPIRE」は、布袋寅泰の音楽性を象徴する楽曲であり、彼の多様な音楽的ルーツと実験精神が凝縮された作品と言えるでしょう。

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