Vidaway

Vidaway（ヴィダウェイ）

株式会社Vidawayは、東日本エリアを中心にレンタルビデオ店やトレーディングカードゲーム店を展開する企業です。REXT Holdings（旧ワンダーコーポレーション）の傘下に属しています。

沿革

元々、Vidawayは「サンホームビデオ」というブランド名で、北海道・東北地方を地盤とするレンタルビデオ店チェーンとして事業を展開していました。2005年には112店舗を擁し、TSUTAYA、ゲオに次ぐ業界3位の地位を確立していました。しかし、レンタルビデオ業界の競争激化に伴い、2005年9月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）と業務提携を結び、TSUTAYAのフランチャイジーとなりました。

その後、サンホームビデオは直営店舗を順次TSUTAYAブランドに切り替えました。また、トレーディングカードゲーム店「バトロコ」チェーンを北海道・関東地方で展開しています。

会員制度

通常のTSUTAYAの会員制度とは別に、独自の「ファースト会員」「モバイル会員」制度を導入していました。TSUTAYA店舗と商圏が近接する旧サンホームビデオ店舗の一部では、CCCが新たに設立した「ビデオ100」というブランドを使用していた時期もありました。

2022年時点では、サンホームビデオの名を掲げる店舗は北海道江別市に1店舗のみとなっていましたが、その店舗も2022年3月13日に閉店しました。

親会社

Vidawayは、元々は長崎屋グループの株式会社サンレジャーとして発足しました。その後、長崎屋から小野ホールディングスへ営業譲渡されましたが、TSUTAYAの社長であった日下孝明氏が小野ホールディングスから株式を取得し、小野グループから独立しました。2011年7月にはワンダーコーポレーションと資本提携を結び、2012年4月にはワンダーコーポレーションがサンレジャーを子会社化しました。

社名変更

2014年6月1日、株式会社サンレジャーは、同じくワンダーコーポレーション傘下であった株式会社ケイ・コーポレーションを吸収合併し、株式会社Vidawayに商号を変更しました。

現在

2022年6月1日、RIZAPグループ傘下となっていたワンダーコーポレーションは、ジーンズメイトおよびHAPiNSとの吸収分割により、REXT Holdings（ワンダーコーポレーションから改称）およびREXT（ジーンズメイトから改称）にそれぞれ事業承継されました。Vidawayは、ワンダーコーポレーションから改称したREXT Holdingsの傘下となっています。

その他

以前は、自社サイト「SUNHOME WebShop」を運営し、CD・DVD類の中古品を主に定価の半額以下で販売していましたが、2011年6月現在は運営を休止しています。

かつては、『サッポロ2130 夜は金時』（STVラジオ）などのラジオ番組のスポンサーを務めていましたが、CCCとの提携以後は目立った動きはありません。

外部リンク

* 公式サイト

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