W22SA

W22SAは、かつて三洋電機（現京セラ SANYOブランド）が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話の各auブランドから発売されていた携帯電話です。

特徴

W22SAは、三洋電機が開発した2機種目のCDMA 1X WIN端末です。当時、多くのCDMA 1X WIN端末が外部メモリースロットを搭載していたのに対し、W22SAは内蔵メモリに40MBという大容量を誇っていました。このため、2004年当時のEZ「着うたフル」対応機種の中では、唯一外部メモリ（セキュア）に対応していませんでした。

また、背面に搭載された1.5インチの大型液晶画面も大きな特徴です。この背面液晶と画面下や側面のボタン操作によって、端末を閉じた状態でも、ほとんどの操作が可能でした。前機種のW21SAから引き続き、EZ・FMに対応しており、付属のステレオイヤホンケーブルを挿入することで聴取が可能でした。

不具合

2004年12月3日、KDDIはW22SAのソフトウェアにバグが見つかったと発表しました。このバグにより、Eメールの受信ができなくなる、またはメールの一覧表示中に電源がリセットされるという現象が発生する可能性がありました。

この問題に対処するため、12月8日以降、auショップなどでソフトウェアの書き換えが行われました。また、このバグの影響で、12月4日に予定されていた九州と関東での発売日が、それぞれ12月10日と12月11日に延期されました。

対応サービス・機能

W22SAは、以下のサービスと機能に対応していました。

EZ「着うたフル」：プリセットコンテンツとしてORANGE RANGE|ORANGE_RANGEの「花（short size）」が搭載されていました。
EZ「着うた」
EZ・FM
EZナビウォーク
EZチャンネル
赤外線通信
ICレコーダー
カメラde辞書（OCRによる文字読取機能）
メディアプレイヤー（EZweb等でのBGM再生は非対応）

関連項目

三洋電機
京セラ
CDMA 1X WIN

外部リンク

W22SA(KYOCERA)
au by KDDI
KDDI au: オンラインマニュアル > W22SA
KDDI: ニュースリリース No. 2004-188
* KDDI: ニュースリリース No. 2004-188 別紙2: 新しい携帯電話の詳細

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