WAKU WAKU 桃コール

『WAKU WAKU 桃コール』の概要

『WAKU WAKU 桃コール』（ワクワクももコール）は、1990年3月2日から1992年3月27日までの約二年間、MBSラジオで放送されていたラジオ番組です。この番組はNTTの一社提供であり、菊池桃子が初めて持つ大阪発のレギュラー番組となりました。

番組の構成

番組のスタイルは、菊池の自由なトークとリスナーから寄せられるお便りで成り立っていました。また、音楽の選曲はすべて菊池自身が担当し、彼女の私物から持参した楽曲が流れることもありました。第一回の放送では、女優の西村知美がニュージーランドから電話で出演するサプライズもあり、番組の魅力を引き立てました。

1990年8月には、同じMBSラジオで放送されていた『Radio THIS』との合同イベントが開催され、リスナー同士の交流も促進されました。また、『アイドル・テルテルランド』という前番組の後を受け継ぎ、菊池桃子の最新情報やプライベートに関するお知らせも含まれたテレホンサービスが行われていました。特別なノベルティとして、菊池自身がデザインしたテレホンカードも用意されており、リスナーの記憶に残る存在となりました。

主な出演者とコーナー

出演者

菊池桃子を中心に構成が進められていたこの番組には、彼女の魅力や親しみやすさが詰め込まれていました。リスナーとの距離感を大切にし、彼女の友人や知人がゲストとして電話参加することもあり、多彩な顔ぶれが楽しめました。

主なコーナー

1. 桃子侍
タイトルが『桃太郎侍』をもじったこのコーナーでは、世の中の納得いかない事象や出来事を取り上げ、菊池がその場でコメントをつけて「バサッ」の効果音と共に斬るというユニークなスタイルが特徴でした。

2. 桃子のお友達ネットワーク
菊池桃子の友人や知人が電話で出演し、彼女とのふれあいを楽しむコーナーでした。リスナーは彼女の人間関係にも興味を持って聞いていたことでしょう。

3. モノマネコンテスト
モノマネ好きなリスナーたちが応募し、選ばれた人が電話で物真似を披露する趣向。これによって、リスナー参加型の楽しさもありました。

4. フリースペースコーナー
菊池桃子が様々な挑戦をするコーナーで、リスナーからのリクエストも受け付けていました。新しい体験や活動を通じて、彼女の多才な一面が見える機会でした。

5. ラジオ版「恋のパラダイス」
1990年6月22日に放送されたこの特別企画では、当時のフジテレビ系ドラマ『恋のパラダイス』のキャストがそろってラジオドラマを演じました。菊池桃子は三女・栞役として登場し、他のキャストとも息の合った演技を見せることができました。

結び

『WAKU WAKU 桃コール』は、菊池桃子にとって大切なレギュラー番組であり、彼女の成長や変化をリスナーと共に分かち合う場となりました。毎回の放送で新しい驚きや楽しさを提供し、彼女とリスナーの絆を深める役割を果たしました。

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