WBSC女子ソフトボールワールドカップ

WBSC女子ソフトボールワールドカップとは

WBSC女子ソフトボールワールドカップは、世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が主催する、各国代表チームによる女子ソフトボールの世界選手権大会です。2018年大会までは「世界女子ソフトボール選手権」という名称で親しまれていましたが、2021年大会より現在の名称に変更されました。

大会の歴史

第1回大会は1965年に開催され、当初は4年ごとの開催でした。しかし、2008年の北京オリンピックを最後にソフトボールがオリンピック競技から除外されたことを受け、2010年以降は2年ごとの開催に変更されました。

当初は国際ソフトボール連盟（ISF）が主催していましたが、ISFが2013年に国際野球連盟（IBAF）と統合しWBSCが発足したため、2016年大会からはWBSCが主催しています。

2018年には、大会のブランド再構築が発表され、2021年大会から「ワールドカップ」に名称が変更されました。新型コロナウイルス感染症の影響で延期されたものの、2023/24年に第17回大会が開催されました。

また、2005年から開催されていたUSAソフトボール主催の国際大会「ワールドカップ・オブ・ソフトボール」は、2018年以降「USAソフトボール・インターナショナルカップ」に名称が変更されました。

2022年に開催されたワールドゲームズでは、優勝チームが女子ソフトボールの世界タイトルを獲得することが発表され、優勝したアメリカが世界王者三連覇、12度目の世界タイトル獲得を達成したことが報じられました。WBSCの公式記録では、第16回大会が2018年、第17回大会が2023/24年となっており、2022年のワールドゲームズの出場国もワールドカップ大会の実績としてカウントされています。

日本での開催

日本国内では過去に3度、本大会が開催されています。

1970年：大阪市（長居陸上競技場特設球場）
1998年：静岡県富士宮市（静岡県ソフトボール場）
2018年：千葉県（ZOZOマリンスタジアムほか県内3会場）

試合方式

試合方式は大会ごとに異なりますが、2010年ベネズエラ大会の例を挙げると、以下のようになります。

1. 16チームがプールAとプールBに分かれてリーグ戦を行う。
2. 各プールの順位に基づき、以下の組み合わせで対戦を行う。
A1位 vs B2位
A2位 vs B1位
A3位 vs B4位
A4位 vs B3位
3. A1位vsB2位の勝者とA2位vsB1位の勝者がトーナメントに進出。
4. A1位vsB2位の敗者とA3位vsB4位の勝者、A2位vsB1位の敗者とA4位vsB3位の勝者が対戦し、それぞれの勝者がトーナメントに進出。
5. トーナメントは変則的な方式で、日本対アメリカの勝者（アメリカ）が決勝に進出し、敗れた日本は敗者復活戦を勝ち上がったカナダと対戦。最終的に日本は決勝でアメリカと対戦した。

歴代結果とメダル獲得国

（詳細な歴代結果は割愛）

メダル獲得国については、アメリカが圧倒的な強さを誇り、日本やカナダなどがそれに続きます。（詳細なメダル獲得国一覧は割愛）

WBSC公認大会と出場国結果一覧

WBSCが公認する女子ソフトボールの国際大会は、ワールドカップ以外にも複数存在します。各大会の出場国と結果については、WBSCの公式サイトなどで確認できます。第17回大会（2024年）終了時点での出場国結果については、詳細な情報は割愛します。

関連情報

オリンピックのソフトボール競技
ワールドゲームズ2022ソフトボール競技
WBSC男子ソフトボールワールドカップ

外部リンク

* 公式ウェブサイト（日本語）

この解説は、WBSC女子ソフトボールワールドカップの概要、歴史、試合方式、過去の成績などを包括的にまとめたものです。

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