WHITE MOON IN THE BLUE SKY

WHITE MOON IN THE BLUE SKY

「WHITE MOON IN THE BLUE SKY」は、1997年9月25日にリリースされた石井竜也の1枚目のシングルです。米米CLUB解散後、ソロアーティストとしての第一歩を踏み出した記念すべき作品であり、Sony Records（現ソニー・ミュージックレコーズ）から発売されました。

解説

1997年3月の米米CLUB解散後、石井竜也が初めてソロとして発表したシングルです。この楽曲は、バンド時代とは異なる新たな音楽性への挑戦を示すとともに、石井自身の内面にある葛藤や理想を追求する姿勢を反映しています。

収録曲

全作詞・作曲：石井竜也

1. WHITE MOON IN THE BLUE SKY
編曲：中崎英也
JALリゾッチャCMソングとして使用されました。石井竜也は、この曲について「米米CLUBとは異なるアプローチで、より映像的な曲にした」と語っています。バンド解散後の現実と向き合いながらも、理想を追い求めて生きる心境が表現された、現実感を漂わせる楽曲です。
ミュージック・ビデオは、閉ざされた空間で天使の研究を行う年老いた研究者を中心とした物語で、石井竜也が1人3役を演じています。CGやワイヤーアクションも使用されており、石井自身が「相当お金がかかった」と語るほど、力の入った作品となっています。
ファースト・アルバム『H』には、金子隆博がアレンジした別バージョンが収録されています。シングルバージョンとは大きく異なるアレンジが施されています。

2. 壮絶夜舞酒家 (souzetsu night club)
編曲：伊藤隆博
ソロライブでの定番曲であり、米米CLUBにおける「Shake Hip!」のような、ライブを盛り上げる起爆剤となる楽曲です。クラブでの男女の喧嘩をハチャメチャに描いた歌詞は、実際にあった出来事が元になっています。

3. WHITE MOON IN THE BLUE SKY (MC ISHII BEAUTY KARAOKE LESSON TRACK)
表題曲のカラオケトラックで、石井竜也がボイストレーナー「石井ビューティー」としてカラオケレッスンをするというユニークな形式となっています。

収録作品

オリジナルアルバム『H』(#1 別アレンジ)
ベストアルバム『石井竜也』(#1)

参考文献

リクルート『ザッピィ』1997年10月号
ソニー・マガジンズ『What's in?』1997年10月号
石井竜也『詞解文書』（廣済堂出版）
音楽専科社『snob』vol.3
ソニー・マガジンズ『GB』1997年11月号
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