WILDLIFE (織田哲郎のアルバム)

織田哲郎の初のミニ・アルバム『WILD LIFE』は、彼がCBS・ソニーに在籍していた時期に唯一リリースした作品です。このアルバムは、「ワイルド」というテーマを前面に押し出したイメージで構成されています。

アルバムのジャケットには、織田哲郎の長年の友人であるサクソフォーン奏者の古村敏比古が織田と共に写っています。また、レコードの裏面には、織田と古村に加え、もう一人の男性の姿も見られます。

当時、LPレコードとコンパクトカセットはどちらも定価1800円で販売されていましたが、CD版は2800円という価格設定でした。この価格差は、CDというメディアに対する割高感が一般的にまだ認識されていた時代背景を反映しています。

収録曲は以下の通りです（全曲、作詞・作曲・編曲：織田哲郎）。

CD

1. Dream on
2. 百万弗の朝
3. WILDLIFE
4. Best Days of My Life
5. LAST

LPレコード、コンパクトカセット

SIDE A

1. Dream on
2. 百万弗の朝
3. WILDLIFE

SIDE B

1. Best Days of My Life
2. LAST

このアルバム制作には、以下のミュージシャンが参加しています。

北島健二 - ギター
吉川忠英 - ギター
関雅夫 - ベース
岡沢茂 - ベース
山田亘 - ドラム
滝本孝延 - ドラム
木村誠 - パーカッション
坪倉唯子 - ボーカル

『WILD LIFE』は、織田哲郎の音楽キャリアの中でも特異な位置を占める作品であり、彼の幅広い音楽性を垣間見ることができるでしょう。ワイルドなイメージを基調としながらも、織田哲郎らしいメロディアスな楽曲が詰まったこのアルバムは、彼のファンにとっては必聴の一枚と言えるでしょう。また、80年代の音楽シーンを彩った貴重な記録としても、その価値は色褪せることがありません。

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