WJBL 2020-21

WJBL 2020-21シーズン（第22回Wリーグ）

WJBL 2020-21（第22回Wリーグ）は、2020年9月18日から2021年3月21日にかけて開催された、日本の女子バスケットボールリーグです。このシーズンは、トヨタ自動車アンテロープスが初の優勝を果たし、新たな歴史を刻みました。

大会概要

参加チーム

このシーズンは、以下の12チームが東西2つのカンファレンスに分かれて熱戦を繰り広げました。

イースタンカンファレンス

ENEOSサンフラワーズ
富士通レッドウェーブ
シャンソン化粧品 シャンソンVマジック
東京羽田ヴィッキーズ
日立ハイテク クーガーズ
新潟アルビレックスBBラビッツ

ウェスタンカンファレンス

トヨタ自動車 アンテロープス
トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
デンソー アイリス
三菱電機 コアラーズ
山梨クィーンビーズ
アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス

競技方法の変更

当初は、全12チームによる2回戦総当たりリーグ戦（1チームあたり22試合）を行い、上位8チームがプレーオフに進出する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、移動のリスクを軽減するため、Wリーグ史上初の試みとして東西カンファレンス制が導入されました。各カンファレンス内で4回戦総当たり戦を行い、東西各カンファレンスの上位4チームがプレーオフに進出する方式に変更されました。

順位決定方法

レギュラーシーズンの順位は、以下の基準で決定されました。

1. 勝率
2. 2チーム以上が同勝率の場合：
1. 当該チーム間の対戦勝率
2. 当該チーム間の対戦ゴールアベレージ
3. リーグ戦全戦のゴールアベレージ

プレーオフ

プレーオフは、以下の日程と方式で実施されました。

セミクォーターファイナル: 東3位 vs 西4位、西3位 vs 東4位（1戦先勝方式）
クォーターファイナル: 東西2位 vs セミクォーターファイナル勝者（1戦先勝方式）
セミファイナル: 東西1位 vs クォーターファイナル勝者（2戦先勝方式）
ファイナル: セミファイナル勝者同士（2戦先勝方式）

結果

プレーオフの結果、トヨタ自動車アンテロープスが2勝0敗で初優勝を飾りました。

アウォード

シーズンを通して活躍した選手には、様々なアウォードが贈られました。ベスト5には、各カンファレンスから優れた選手が選出されました。

その他

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、例年開催されていたWJBLオールスターは中止となりました。

このシーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、新たな試みや熱戦が繰り広げられ、女子バスケットボール界に新たな歴史を刻む大会となりました。

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