WJBL 2021-22

WJBL 2021-22（第23回Wリーグ）

WJBL 2021-22、すなわち第23回Wリーグは、2021年10月16日から2022年4月17日まで開催された日本の女子バスケットボールリーグです。このシーズンから新たにプレステージ・インターナショナル アランマーレが参入し、全13チームで競われました。

大会概要

主催: 一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ（WJBL）
期間: 2021年10月16日 - 2022年4月17日
参加チーム数: 13チーム
優勝: トヨタ自動車アンテロープス（2シーズン連続2回目）

参加チーム

トヨタ自動車アンテロープス
ENEOSサンフラワーズ
富士通レッドウェーブ
デンソーアイリス
シャンソン化粧品シャンソンVマジック
三菱電機コアラーズ
アイシン ウィングス
トヨタ紡織サンシャインラビッツ
新潟アルビレックスBBラビッツ
東京羽田ヴィッキーズ
山梨クィーンビーズ
プレステージ・インターナショナル アランマーレ
姫路イーグレッツ

競技方法

レギュラーシーズン

2021年10月16日から2022年3月にかけて、13チームによる2回戦総当たりのリーグ戦（1チームあたり24試合）が行われました。シーズン中には、第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会開催による中断期間がありました。

新型コロナウイルス感染予防の観点から、開催会場を極力少なくするため、クラブチーム（東京羽田、山梨、新潟、プレステージ）の主管試合以外は、すべてリーグ主管のニュートラルゲームとして開催されました。

当初、開幕戦は10月12日にトヨタ自動車対ENEOSの試合が予定されていましたが、2021年FIBA女子アジアカップ（ヨルダン）に出場する日本代表選手の帰国後の隔離措置が必要となったため、日本代表選手が所属するチームの試合は1月に変更されました。その結果、開幕週は新潟対アイシンの1カードのみが開催されました。

順位決定方法

1. 勝点（勝利2点、負け1点、不成立0点）
2. 2チーム以上が同じ勝点の場合：
1. 当該チーム間の対戦試合での勝点
2. 当該チーム間の対戦試合での総得失点差
3. リーグ戦全戦の総得失点差
4. リーグ戦全戦の総得点

プレーオフ

プレーオフは4月に開催され、レギュラーシーズンの上位8チームによるステップラダー方式のトーナメントで行われました。

セミクォーターファイナル（1回戦相当）: レギュラーシーズン5位-8位と6位-7位が1戦先勝方式で対戦。
クォーターファイナル（準々決勝相当）: レギュラーシーズン3位、4位チームとセミクォーターファイナルの勝者が1戦先勝方式で対戦。
セミファイナル（準決勝相当）: レギュラーシーズン1位、2位チームとクォーターファイナルの勝者が2戦先勝方式で対戦。
ファイナル（優勝決定戦）: セミファイナルの勝者が2戦先勝方式で対戦。ファイナルの会場はWリーグとして初めて国立代々木第一体育館が使用されました。

プレーオフに進出したチームのうち、セミファイナル、クォーターファイナル、セミクォーターファイナルで敗れたチームの最終順位は、レギュラーシーズンの順位に基づいて決定されました。プレーオフに進出できなかったチームは、レギュラーシーズンの順位がそのまま最終順位となりました。

結果

トヨタ自動車が2シーズン連続2回目の優勝を果たしました。ファイナル第2戦では、Wリーグ史上最多となる7,151人の入場者数を記録しました。

アウォード

ベスト5やリーダーズといった個人タイトルも発表されました。

特記事項

Wリーグオールスターは、当初2022年1月29日、30日に国立代々木競技場第二体育館で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により5月4日-5日に延期されました。
* 第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会もシーズン中に開催されました。

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