When Ski Lifts Go Wrong

When Ski Lifts Go Wrong

『When Ski Lifts Go Wrong』は、2019年1月23日にCurve Digitalから発売されたパズルゲームで、イギリスのインディーゲームスタジオHugecalf Studiosによって開発されました。日本ではNintendo Switch版が『建築!ゴンドラ&リフト』というタイトルでDigital Bardsからリリースされています。このゲームは、スキー場を舞台にし、プレイヤーがスキーリフトや橋などの構造物を建設し、訪れる人々を目的の地点まで安全に運ぶことを目的としています。

ゲームの背景とコンセプト

このゲームのアイデアは、Hugecalf Studiosの開発チームの一人がスノーボードのインストラクターをしていた際、子供がリフトを早く降りてしまい思わぬ事故を経験したことから生まれました。この出来事を通じて、スキーリフトの危険性をテーマにしたゲームを作ろうという発想が浮かびました。

ゲームプレイの特徴

『When Ski Lifts Go Wrong』のゲームプレイには、物理演算エンジンが活用されています。これにより、足場のバランス、リフトの重量、ケーブルの張力など、現実の物理法則を考慮して建設を行わなければなりません。さらに、プレイヤーは一部ステージにおいて、スキーヤーやスノーモービル、さらには夏場の自転車やオートバイを操り、目的地へと導くアクション要素も楽しめます。

システムとルール

ゲーム内で使用する資材は多岐にわたり、プレイヤーは限られた予算内でこれらを用いて構造物を建設します。リフトを運ぶためには、滑車を足場に設置し、ケーブルを引き伸ばす必要があります。設置後に運行を開始し、利用者が目的地に到達すればステージクリアとなりますが、障害物に当たり到達できなければ失敗します。

各資材には強度が設定されており、特定以上の負荷がかかると破損します。このため、バランスを考えた構造を設計することが求められます。資材の強度は、緑、黄、赤の色で表示され、負荷の大きさが視覚的に示されます。

ボーナス目標

各ステージには通常のクリア条件に加え、ボーナス目標が設定されています。具体的には、足場を無事に保ち、予算内に収め、隠された星が刻まれたメダルを収集するなどの目標があります。この全てを同時に達成すると、特別なトロフィーを獲得できます。

サンドボックスモード

また、ゲームには「サンドボックス」モードもあり、プレイヤーは独自のステージを自由に作成することができます。これにより、創造性を発揮しながら、自分自身のスキー場をデザインする楽しさも味わえます。

結論

『When Ski Lifts Go Wrong』は、ユーモアと挑戦が詰まった独特なパズルゲームです。スキー場の危険性を題材にしつつ、物理法則を駆使した建設やアクション要素が組み合わさり、プレイヤーを楽しませる内容になっています。ぜひ、自分だけのスキーリフトを建設し、目の前の雪山でも挑戦してみてください。

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