X SINGLES

『X SINGLES』: Xの初のベストアルバム

『X SINGLES』は、1993年11月21日にKi/oon Sony Recordsからリリースされた、Xの最初のベストアルバムです。このアルバムはX時代にリリースされた6枚のシングルを、カップリング曲も含め、リリース順に収録したものです。本作の大きな魅力は、シングルバージョンやライブバージョン、さらにはアルバム未収録の新しい楽曲が多数含まれている点です。

リマスタリングと再発売

2014年9月24日には、音楽業界の著名なエンジニアであるボブ・ルドウィッグによるリマスタリングが施され、Blu-spec CD2仕様で再発売されました。このリリースは、ソニー・ミュージックレーベルズとキューンミュージックから行われました。同日に、ハイレゾ音源もソニー・ミュージックダイレクトから配信され、新しい音質で楽しむことができます。

収録曲の紹介

1. 紅

• - 解説: この曲はXの1stシングルであり、シングルバージョンはこのアルバムにて初めて登場します。特にそのエモーショナルなメロディは、多くのファンに愛されています。

2. 20th CENTURY BOY (Live)

• - 解説: シングル「紅」のカップリング曲で、T・レックスのカバーです。1989年6月10日に開催された日比谷野音ライブの録音が収録されています。

3. ENDLESS RAIN

• - 解説: 2ndシングルとして非常に高い人気を誇る曲です。

4. X (Live)

• - 解説: シングル「ENDLESS RAIN」のカップリング曲で、1989年6月10日のライブ録音が収められています。このアルバムでは初収録となります。

5. WEEK END

• - 解説: 3rdシングル。ここでのシングルバージョンは、このアルバムにおいても初めての収録となります。

6. ENDLESS RAIN (Live)

• - 解説: シングル「WEEK END」のカップリング曲で、1990年2月4日の日本武道館ライブからの録音です。

7. Silent Jealousy

• - 解説: 4thシングルとして知られ、ダイナミックな演奏が魅力の一曲です。

8. Sadistic Desire

• - 解説: シングル「Silent Jealousy」のカップリング曲で、アルバムにて初収録となります。

9. Standing Sex

• - 解説: 5thシングルの1曲目で、アルバム初収録作品でもあります。

10. Joker

• - 解説: 5thシングルの2曲目で、こちらも初めてシングルバージョンとして収録されました。

11. Say Anything

• - 解説: 6thシングルで、Xの楽曲の中でも特に印象深い一曲です。

12. Silent Jealousy (Live Version)

• - 解説: シングル「Say Anything」のカップリング曲で、1991年のライブツアーからの録音が収められています。

結論

『X SINGLES』は、Xの音楽の魅力を凝縮した作品であり、シングルのヒット集としてだけでなく、ファンにとっても新たな発見をもたらすアルバムとなっています。初収録の楽曲や貴重なライブバージョンが多いため、音楽ファンにとって見逃せない一枚です。

もう一度検索