Xperia Tablet Z

Xperia Tablet Z(エクスペリアタブレット ゼット)



Xperia Tablet Zは、ソニーが開発したAndroidタブレット型のデバイスです。このタブレットは、前モデルであるXperia Tablet Sの上位バージョンと位置づけられていますが、NTTドコモ向けモデルであるXperia Tablet Z SO-03Eからは、いくつかの機能が省かれています。具体的には、NTTドコモに関連するアプリ、ワンセグ、フルセグ、NOTTV(モバキャス)受信機能、そしてLTEおよび3G通信機能が排除されていますが、それ以外の基本的な機能はほとんど変わりません。

店頭では32GBモデル「SGP312JP/B・W」が購入可能で、さらにソニーストアでは16GBモデル「SGP311JP/B」も取り扱われています。機能面では、Xperia Tablet Z SO-03Eとの違いとして、スタミナモードやXperia Linkに対応している点が特徴的です。ただし、miniUIMカードのスロットは搭載されておらず、LTEや3Gの通信は利用できません。

歴史とアップデート



Xperia Tablet Zは、2013年2月26日にソニーから正式に発表され、わずか1か月後の2013年4月13日に発売が開始されました。発売前には、GPS測位の安定性を向上させるためのソフトウェアアップデートが実施され、その後、タッチパネル操作やGPSの安定性に関連する複数のアップデートが提供されました。

  • - 2013年4月11日: GPSの測位安定性を改善するためのソフトウェアアップデートが配信され、ビルド番号は10.1.C.0.344となりました。
  • - 2013年5月8日: タッチパネルの操作性を改良し、ビルド番号が10.1.C.0.353に更新されました。
  • - 2013年5月30日: 再度GPSの安定性向上を目的としたアップデートが行われ、「DUALSHOCK 3」との接続に対応するようになりました。ビルド番号は10.1.C.0.370に移行しました。
  • - 2013年8月28日: Android 4.2へのバージョンアップも行われ、カメラアプリのプレビュー時間の設定や、動画アプリの機能統合、ロックスクリーンからのアプリ起動のサポートが追加されました。

このように、Xperia Tablet Zはリリース当初から様々な改善が行われ、ユーザーにとって使いやすいデバイスとして進化してきました。現在も多くのファンに支持されるタブレットとなっています。

関連項目




外部リンク



公式ウェブサイト: [[Xperia] Tablet Z](https://www.sony.jp/xperia/tablet/z)

このように、Xperia Tablet Zは、その高性能な特徴や利便性から、多くのユーザーに愛され続けている製品です。これからも進化を続けていくことでしょう。

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