YELLOW POP

アルバム『YELLOW POP』の紹介

『YELLOW POP』は、日本のロックバンドZIGGYによる5枚目のオリジナルアルバムで、1992年にリリースされました。このアルバムは、これまでのZIGGYの持ち味とは一線を画すポップな音楽スタイルが特徴で、多くのファンにとって新鮮な驚きを提供しました。リリース後、バンドは脱退劇を迎え、その後の音楽活動に大きな影響を与えることになりました。

アルバム概要とリリース情報

『YELLOW POP』は、1992年7月6日付のオリコンチャートで最高8位に達し、12回のチャートインを果たしました。売り上げは約18.4万枚に及び、当時の音楽シーンでも大きな話題となりました。このアルバムのリリースは、バンドにとっての転機とも言えるものであり、ファンとの関係性にも影響を与えました。

アルバムリリース後、バンドは『COME ON EVERYBODY TOUR』を実施し、その最終公演が日本武道館で行われました。しかし、このツアーを終えた直後に、メンバーの松尾宗仁と大山正篤が脱退することになり、これまでのバンドの形が変わることとなるのです。

収録曲とタイアップ情報

このアルバムには複数の注目曲が収録されており、特に「午前0時のMERRY-GO-ROUND」は、ANB系テレビドラマ『本当にあった怖い話』の後期エンディングテーマとして知られています。また、「LET'S DO IT WITH THE MUSIC」は、ナショナル暇『パルック』のCMソングとしても使われ、広く認知されています。

レコーディングメンバー

本作には以下のメンバーが参加しています。

• - 森重樹一 - ボーカル
• - 松尾宗仁 - ギター
• - 戸城憲夫 - ベース、ボーカル（トラック11）
• - 大山正篤 - ドラム
• - 佐藤達哉 - キーボード

このように、全体的にポップなテイストを持ちながらも、各メンバーの個性がしっかりと反映された作品になっています。『YELLOW POP』は、ZIGGYの新たな音楽的方向性を示したアルバムであり、ファンにとって忘れがたい名盤として今も愛され続けています。

参考文献

本アルバムに関する詳細については、雑誌『WHAT's IN?』第6巻第1号（ソニー・マガジンズ、1993年1月15日）を参照してください。

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