YKZ(ワイ・ケー・ズィー)は、
1996年に結成された日本の
ミクスチャー・ロックバンドです。旧名はヤクザキック。
アグレッシブなスラップベース、鋭角的な
ギター、ファンキーなドラムス、そしてハイピッチのラップが融合した、
ミクスチャー・ロックの王道とも言える音楽性が特徴です。恵比寿のクラブ「みるく」を中心にライブ活動を展開し、インディーズで2枚の作品をリリース後、ソニー・ミュージックエンタテインメントと契約。「REIGN OF THE TEC 2000」でメジャーデビューを果たしました。
メンバー
小川達三(VOCAL):活動休止後は、スラッジコアバンドCHAOS MONGERSのメンバーとして活動。
田中秀基(BASS):
BACK DROP BOMBのギタリスト・田中仁の実兄。活動休止後は、秋満謙章、
金子ノブアキ、
井手大介とDADASを結成。
音楽プロデューサー・
ディレクターとしても活動。
秋満謙章(GUITAR):活動休止後は、田中秀基、金子ノブアキ、井手大介とDADASを結成。
青田拓(GUITAR):旧メンバー
渡辺雄一郎(DRUMS):旧メンバー
経歴
初期は恵比寿のクラブ「みるく」などで不定期にライブ活動を開始。ギタリストの青田拓が脱退後、インディーズで「EMPIRE OF THE SUN」、「SONIC TEMPLE」の2枚の作品をリリース。その後、ソニー・ミュージックエンタテインメントと契約し、ニューヨークのヒップホップグループThe Beatnutsと共演した「REIGN OF THE TEC 2000」でメジャーデビューを果たします。この頃、ドラムスの渡辺雄一郎が脱退し、サポートメンバーであった秋満謙章がギタリストとして加入。
1999年12月にインディーズ2ndアルバムをリリースする際、グループ名を「ヤクザキック」から「YKZ」に変更。メジャーでは、「THE FIRE THAT BURNS WITHIN」、「ROCK TO THE BEATS」、MINI ALBUM「EXPECT THE UNEXPECTED」など数枚の作品を発表。アイスランドのグループQUARASHI、BUDDHA BRANDのDEV LARGE、NIPPS、餓鬼レンジャーらとのコラボレーションも実現しました。
フジロックフェスティバル、SUMMER SONIC|SUMMER_SONICなどの夏フェスにも出演するなど精力的に活動していましたが、2004年春に活動を休止しました。
ディスコグラフィ
EMPIRE OF THE SUN(インディーズ)
SONIC TEMPLE(インディーズ)
REIGN OF THE TEC 2000(メジャーデビュー
シングル)
THE FIRE THAT BURNS WITHIN(メジャー1stアルバム)
ROCK TO THE BEATS(メジャー2ndアルバム)
EXPECT THE UNEXPECTED(ミニアルバム)
タイアップ
YKZの楽曲は、様々なメディアで使用されています。(詳細なタイアップ情報は割愛)
外部リンク
YKZ - Sony Music Entertainment
田中 秀基 (MyNameIsHidekiTanaka) - Facebook
YKZ (@bass_hideki) - Instagram
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BASS MAGAZINE
活動休止後も、メンバーそれぞれの活動から目が離せない、日本の
ミクスチャー・ロックシーンを彩った重要なバンドの一つです。