YUNA (プロレスラー)

YUNA（ユナ）

2004年4月19日生まれ、宮城県大河原町出身の日本の女子プロレスラー。現在はセンダイガールズプロレスリングに所属し、今後の活躍が期待される若手選手として注目を集めている。

プロレスラーへの道のり

YUNAがプロレスラーを志したのは中学生の頃にさかのぼる。その夢を実現するために、彼女は柔道部に入部し、体を鍛えることに励んだ。常盤木学園高等学校へ進学してからも、プロレスへの情熱は冷めることなく、センダイガールズプロレスリングが開催するサークル活動に参加し、トレーニングを積み重ねた。学生時代のこうした地道な努力が、プロのリングへとつながる礎となった。

2023年4月、YUNAは満を持してセンダイガールズプロレスリングの門を叩き、練習生となった。そして、プロとしての適性を問われる公開プロテストが、同年7月12日に宮城野区文化センターで開催された。多くのファンが見守る前で、YUNAはそのテストに見事合格。プロレスラーとしての第一歩を踏み出す資格を得た。

プロテスト合格から約1ヶ月後の2023年8月9日、再び宮城野区文化センターのリングで、YUNAは待望のプロデビュー戦を行った。対戦相手は丸森レア。緊張感漂う雰囲気の中、新人らしい溌溂としたファイトを見せた。

初勝利と飛躍

プロデビュー後、キャリアを積み重ねる中で、待望の瞬間が訪れる。2024年5月5日、外部団体であるプロレスリングWAVEが開催した『CATCH THE WAVE 2024』の後楽園ホール大会に出場。この大会で、デビューからおよそ9ヶ月という期間を経て、プロ入り後初めての勝利を掴み取った。この一勝は、彼女にとって大きな自信となったに違いない。

さらに同年10月3日には、東京・新木場1stRINGで開催された『第6回じゃじゃ馬トーナメント』に出場。この大会の2回戦で、自身にとって初めてのメインイベントという大役を務めた。しかも、この重要な試合で勝利を収め、仙女のマットの上で初めての自力勝利を飾った。キャリア初のメインイベントでの勝利は、YUNAの成長を証明する出来事となった。

人物とスタイル

YUNAは、中学時代にプロレスラーを目指して柔道に打ち込んだ一方で、高校時代には写真部に所属するなど、多才な一面も持ち合わせている。プロレス界に入ってからは、故・木村花を憧れの選手として公言しており、その影響がファイトスタイルに垣間見えることもあるかもしれない。

リング上では、その若さと athleticism を活かしたファイトを展開する。特に、相手に大きなダメージを与えるドロップキックや、コーナーポストから放たれる高角度のミサイルキックを得意技としている。これらの技を駆使して、果敢に攻め込む姿勢は多くのファンを惹きつけている。

入場時にはPRAY FOR MEの楽曲「Alright」に乗ってリングに向かう。今後の女子プロレス界を担う存在として、YUNAのさらなる成長と活躍から目が離せない。

関連情報

YUNAブログ - センダイガールズプロレスリング公式サイト
YUNA (@yu7girl) - X（旧Twitter）
* YUNA (@yu7gi_rl) - Instagram

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