Cheri

Cheri

Cheri（チェリ）は、1979年9月15日に兵庫県神戸市で生まれた日本の女性シンガーソングライターです。彼女の音楽キャリアは、1999年4月12日に路上でのライブ活動を開始したことから幕を開けました。

音楽活動の歩み

路上ライブでの活動を経て、Cheriはインディーズシーンで作品をリリースし、地道にその才能を磨きました。そして、2003年からは東芝EMI（現在のユニバーサルミュージック）と契約を結び、メジャーフィールドへと進出しました。メジャー契約期間中には、数枚のシングルとアルバムを発表し、より多くのリスナーにその歌声を届けました。

メジャーでの活動を経て契約を終えた後、彼女は再びインディーズでの活動へと軸を戻しました。自身のペースで音楽制作とライブ活動を継続する中で、2013年4月12日にはアーティスト名を「Cheri」から「Cheri」（アスタリスク付き）に改名し、新たな表現を追求する姿勢を示しました。

ディスコグラフィ

Cheriのディスコグラフィは、メジャーとインディーズの双方にわたります。

メジャーリリース

メジャーレーベルからは、以下のシングル3枚とアルバム1枚がリリースされています。

シングル
ためいき（2003年8月6日リリース）：ギタリスト西川進が演奏に参加した楽曲です。
Tomorrow is another day（2004年5月19日リリース）
LONGING（2004年11月3日リリース）：韓国映画『オールド・ボーイ』日本語版のイメージソングとして採用されました。

アルバム
Aufheben（2004年6月16日リリース）

インディーズリリース

インディーズでは、特に自主制作によるCD-R作品を多くリリースしており、精力的な創作活動を続けています。また、他のアーティストとのコラボレーションや、オムニバスアルバムへの参加、舞台への楽曲提供なども行っています。

音楽CD
痛々しいラブ（1999年12月3日）：CD-R形式での初の自主制作作品。
猫と月時計（2001年1月7日）：CD-R形式での自主制作。
cheri（2002年10月9日）
V.A HARVEST（2008年1月16日）：様々なアーティストが参加したオムニバスアルバムに、楽曲「ルナ」で参加。
The Last Leaf（2009年4月12日）
太陽/ラストワーズ（2009年12月5日）：CD-R形式での自主制作シングル。
Rainbow（2010年9月4日）：舞台「東京ダンスオペラ2010」の主題歌として書き下ろされ、CD-R形式でリリースされました。
月が見てた（2013年6月8日）：シンガーソングライターシミズリエへの楽曲提供をきっかけとしたコラボレーションシングル。この作品以降、「Cheri」名義でのリリースとなります。CD-R形式での自主制作。
サイレントブルー（2013年11月21日）：CD-R形式での自主制作。
ありがとう（2013年11月21日）：CD-R形式での自主制作。
変わりたいんだ（2013年11月21日）：CD-R形式での自主制作。この日には3枚のシングルが同時リリースされました。
羊ごっこ（2015年4月12日）：CD-R形式での自主制作。
ココロノート（2015年6月14日）：ellyとのコラボレーションシングル。CD-R形式での自主制作。
kisuiiki（2017年11月3日）：ゲストミュージシャンとしてTOZYを迎えた意欲作。CD-R形式での自主制作。
Dancing Snow（2017年12月24日）：CD-R形式での自主制作。
Mobile（2020年5月5日）：ダウンロード版とCD-R形式でリリースされた自主制作作品。
Songsphere（2020年7月7日）

DVDビデオ
Xros（2006年8月5日リリース）：インディーズ期に制作された映像作品です。

Cheriは、路上ライブからキャリアを築き、メジャーでの経験を経て再びインディーズへと活動の場を移すという独自の道を歩んでいます。自主制作による作品を中心に、ジャンルにとらわれない自由な表現と、多様なアーティストとの共演を通じて、今なお独自の音楽世界を広げ続けているアーティストです。

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