SHACHI

SHACHI (シャチ)

SHACHIは、1994年に静岡県磐田市で結成されたパンクロックバンドです。2010年12月に一度解散しましたが、2015年1月元旦に活動を再開し、2024年には結成30周年を迎えました。

メンバー

現在のメンバー

TAKE (ボーカル、ギター、作詞、作曲)
1975年9月17日生まれ。サングラスとリストバンドがトレードマーク。芋焼酎と釣りを愛し、ラジオパーソナリティとしても活躍中。(INDIES ROCK RADIO)
HIDETA (ボーカル、ベース、作詞、作曲)
1975年7月27日生まれ。ステージではバンダナを首元に巻いていることが多い。アコースティックギターでのソロ活動も展開しており、甘い物好き。
KAITA (ドラムス、コーラス)
1986年1月11日生まれ。サポートメンバーを経て2024年1月に正式加入。(元ONE'S TRUTH、GENERAL HEAD MOUNTAIN) 得意料理は鶏の唐揚げ。

過去のメンバー

TATSUHITO (ドラムス): 1995年6月脱退 (現・ATATA)
SUBE (ドラムス): 2006年6月脱退 (現・GOODBYE ME, HAVE A NICEDAY)
hankn (ドラムス、コーラス): 2010年12月解散まで活動
JIYOUNG (ドラムス、コーラス): 2015年1月再始動から2023年8月脱退

来歴

1994年、静岡県磐田市で結成。
結成から1年足らずで「TEENS' MUSIC FESTIVAL」に出場し、全国大会オーディエンス賞を受賞。受賞曲「ゴミ」は、TAKEが運営するDUSTBOX RECORDSの名前の由来となっています。

当初は東京を中心にライブ活動を展開していましたが、2000年にリアス式海岸レーベルから初の全国流通アルバムをリリースし、初の全国ツアーを敢行。2005年までツアーバンドとして全国を回り、青春パンクブームの一翼を担いました。2007年には、渋谷CLUB QUATTROでの1000回記念単独ライブの模様がDVDとしてリリースされています。

TAKEが注目するバンドをリリースするレーベルDUSTBOX RECORDSでは、SABOTENのファーストアルバムを全国流通で再発、セカンドアルバムもリリースしています。SHACHIの作品は、2003年以降、元トランキ・リナライズド・レコードのMUSHAxKUSHA（高知）と共に立ち上げたUn-do レーベルからリリースされています。

2010年12月23日、渋谷CLUB QUATTROでのライブ「ENDING ROLL」をもって解散。16年の活動に幕を下ろしました。

その後、2015年1月1日に再始動。

2024年には結成30周年を迎え、全国35か所を巡るツアーを発表しました。

概要

タイプの異なるツインボーカルが、それぞれ作曲した楽曲を自ら歌うスタイルが特徴です。TAKEは初期パンクの影響を受けたノリの良い楽曲、HIDETAはポップなロックを作ることが多いですが、どちらの楽曲も前向きな歌詞が共通しています。

名前

公式サイトによると、SHACHIというバンド名は、海の音楽シーンにおいて、クジラのような大物バンドをも喰べてしまう存在でありたい、また、見た目は可愛らしく親しみやすいが、牙をむけば怖い（外見だけでなく、歌詞にも妥協しない）という思いが込められています。

エピソード

HIDETAとTAKEの間には不仲説が度々浮上するものの、実際にはそのような事はないようです。

解散後、TAKEから再び一緒に活動しようと声をかけた際、HIDETAは最初は乗り気でなかったものの、最終的にはTAKEの誘いに引き込まれていったとインタビューで語っています。

1997年から新宿ANTI-KNOCKで始まった自主企画イベント「Where is my Dr.Martens?」は、30回まで開催されました。このタイトルは、Dr.Martensをパンク・スピリッツの象徴として捉え、自分たちのパンク魂を再確認するという意味が込められています。2008年のライブ1000本記念ワンマンイベント「Get the Martens」を区切りに一旦終了しましたが、再始動後の2018年1月16日、下北沢SHELTER公演の搬出時にTAKEがステージで使用していたDr.Martensのブーツを紛失したことがきっかけで、10年ぶりに復活。2018年7月からワンマンツアーが開催されました。

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