あくあぴあ芥川

あくあぴあ芥川：高槻の自然を満喫できる博物館

大阪府高槻市南平台にある「あくあぴあ芥川」は、正式名称を「高槻市立自然博物館」という、水族館と鳥類・昆虫展示館を併設した施設です。NPO法人芥川倶楽部とNPO法人大阪自然史センターの共同事業体による指定管理者制度のもと、運営されています。

多様な生き物との出会い

あくあぴあ芥川では、高槻市周辺に生息する淡水魚を始め、鳥類、哺乳類、昆虫、そして植物など、地域に根ざした自然環境を学ぶことができます。館内には大小様々な水槽が設置されており、地域固有の淡水魚たちの様子を間近で観察できます。特に、3つの大型ジオラマ水槽は圧巻です。約30個の小水槽も合わせて、多様な水生生物の生態を細部まで知ることができます。

熱帯魚コーナーも人気で、鮮やかな色彩の魚たちが来館者の目を楽しませます。また、館内の展示にとどまらず、屋上ピロティには人工池があり、たくさんの鯉が悠々と泳いでいます。入口で購入できる餌を直接与えることができ、生き物たちとの触れ合いをより一層楽しめます。

陸上生物も充実しており、野鳥、昆虫、森の動物といったコーナーでは、それぞれの生態系や生息環境を分かりやすく解説した展示がされています。標本や模型だけでなく、生きた生物を展示しているケースも多く、子供たちの学習にも最適です。

高槻の景観を一望

あくあぴあ芥川は、北摂の山手に位置し、周囲は緑豊かな自然に囲まれています。屋上ピロティからは、高槻城跡のある城山や、渓谷美で知られる摂津峡の雄大な景色を一望できます。都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた静かな空間で、心安らぐひとときを過ごすことができます。

充実した周辺施設

施設周辺には、芥川緑地プール（プールピア）をはじめ、テニスコート、ゲートボール場、芝生広場、水上ステージなど、レクリエーション施設が充実しています。夏にはプールで水遊び、その他の季節には芝生広場でピクニックなど、一日中楽しめる環境です。家族連れや友人同士で訪れても、それぞれが楽しめる場所です。

アクセスと利用情報

開館時間は10時～17時で、月曜日と年末年始（12月29日～1月5日）が休館日です。入館料は無料なので、気軽に訪れることができます。駐車場は1時間100円、1日最大400円です。鯉の餌は1袋30円（数量限定）で販売されています。

アクセスは、JR高槻駅北口またはJR摂津富田駅北口から高槻市営バスを利用するのが便利です。「南平台小学校前」または「北南平台」バス停で下車し、徒歩数分です。

まとめ

あくあぴあ芥川は、高槻市の自然を満喫できる、魅力的な博物館です。多様な生き物との出会い、美しい景観、そして充実した周辺施設と、老若男女問わず楽しめる場所となっています。高槻を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

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