あさイチ!

あさイチ!

『あさイチ!』は、2000年7月3日から2005年8月31日まで、近畿広域圏を対象に讀賣テレビ放送（ytv）で放送されていた情報番組です。毎週月曜日から金曜日の早朝に、生放送形式でお届けされていました。当初は5:30から7:00までの放送時間でしたが、後に開始時間が繰り上げられ、最終的には5:20から6:30の放送時間に短縮されました。

番組がスタートした際には、『ジパングあさ6』の「NNNニュースジパング」が同時ネットされていましたが、後に『ズームイン!!SUPER』の開始により、構成が大きく変わりました。『ズームイン!!SUPER』の「新聞ナナメ読み」が月曜日から金曜日にわたって時差ネットされるようになり、同時に「NNNニュースSUPER」も放送されました。番組内での特定のコーナーの変更やメンバーチェンジにより、番組は次第に視聴率が低下し、2005年8月31日をもって幕を閉じました。翌日には新たにタレントの大平サブローをメインに据えた『ゲツキン!』が放送開始されました。

この番組は、前番組である『元気モンTV』の後継としてスタートしました。初期のメンバーは、よみうりテレビのアナウンサーである森武史、中元綾子、解説委員の辛坊治郎の3人で構成されており、特に芸能人を起用しないスタイルが特徴でした。しかし、2001年9月以降には森が異動し、辛坊も『ズームイン!!SUPER』の開始に伴い番組を離れました。これにより、辛坊が担当していた「新聞ナナメ読み」のコーナーは日本テレビによる時差ネットとして運営されることになりました。

『ズームイン!!SUPER』が放送を開始した後、番組の担当アナウンサーは番組に兼任する形で増加し、新たに脇浜紀子、小澤昭博、道浦俊彦、大田良平、森若佐紀子が加わり、6人体制での運営をすることとなりました。また、毎週月曜日から木曜日には気象予報士として米畑詩子も出演していました。2005年1月には、退社のため2004年末に中元が降板したことで、森若が全曜日を担当することになりました。年末は短縮番組として放送されることもあり、戦争や災害など緊急時には『ズームイン!!SUPER』が臨時フルネットで放送されることもありました。

このように、『あさイチ!』は地域密着型の情報を提供し、視聴者に親しまれながら放送を続けていましたが、時代の流れに合わせてその形を変えていくことになりました。

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