くいな橋駅

くいな橋駅：京都南部を支える地下鉄の駅

京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋駅」は、京都府京都市伏見区竹田中島町に位置する、地域住民にとって欠かせない駅です。駅番号はK14。烏丸線が京都駅から南へ延伸された際に、この区間で唯一駅名公募が行われ、近くを流れる鴨川に架かる水鶏橋（くいなばし）にちなんで名付けられました。公募前は仮称として「鴨川」という名称が用いられていたようです。

開業から現在まで

1988年6月11日、烏丸線の京都駅～竹田駅間の延伸開通に伴い開業しました。それから現在まで、地域住民の足として、また、周辺商業施設へのアクセス拠点として、重要な役割を果たしています。2007年には、ICカード「PiTaPa」の利用が可能になり、利用者の利便性が向上しました。

駅の構造と利用状況

くいな橋駅は、地下駅で島式ホーム1面2線を有するシンプルな構造です。改札口は1箇所のみです。2022年度の1日平均乗降人員は約5915人と記録されており、日々多くの乗客が利用しています。この数字は、周辺地域の人口や商業施設の利用状況を反映していると言えるでしょう。

駅周辺の環境

駅周辺には、生活に便利な商業施設が複数立地しています。ホームセンターやスーパーマーケットなどがあり、買い物にも困りません。そのため、通勤・通学だけでなく、日常の買い物にも利用する人が多いことが予想されます。

アクセス方法

バスを利用する場合は、「竹田久保町」バス停が最寄りです。駅からは徒歩で約5分程度の距離にあります。京都市営バス（市バス）81系統、特81系統などが運行しており、京都駅前や横大路車庫前方面へのアクセスも可能です。

隣の駅

烏丸線では、北側に十条駅（K13）、南側に竹田駅（K15）が隣接しています。これらの駅と合わせて、京都南部における公共交通機関のネットワークを形成しています。

まとめ

くいな橋駅は、周辺環境と交通網の利便性から、地域住民にとってなくてはならない存在となっています。今後も、地域社会の発展に貢献していくことが期待されます。駅周辺の商業施設の活性化や、バス路線の充実など、更なる利便性向上のための取り組みが期待されます。 地下鉄の利用者だけでなく、周辺住民にとっても、暮らしの質を高める重要な拠点として、その役割はますます重要になっていくでしょう。

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