さわやかちば県民プラザ

さわやかちば県民プラザについて

さわやかちば県民プラザは、千葉県柏市柏の葉に位置する複合施設で、千葉県教育委員会によって運営されています。この施設は、生涯学習センターと芸術文化センターという二つの主要な機能を併せ持ち、県民の学習活動と文化活動を支援する拠点としての役割を担っています。さらに、男女共同参画社会の推進を目的とした「ちば県民共生センター東葛飾センター」も併設されており、多角的な社会貢献を目指しています。

施設の概要

地上4階、地下1階の構造を持つこの施設は、宿泊施設としての機能も備えている点が特徴です。隣接する柏の葉公園と合わせて、県民の憩いの場として親しまれています。開館時間は午前9時から午後9時までで、休館日は月曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始です。

ホール

1階には、固定席473席、車椅子席2席、そして親子ブースを備えたホールがあります。このホールは、講演会、コンサート、演劇など、多種多様なイベントに対応できるよう設計されています。

沿革

さわやかちば県民プラザは、1996年11月15日に「現代のアゴラ」を目指し、生涯学習センター、女性センター、芸術文化センターの複合施設として開館しました。建物は岡設計が設計し、東急建設、大本組、池田工建が施工を担当しました。開館当初は「千葉県さわやかちば県民プラザ設置管理条例」に基づいて運営されていましたが、2006年4月1日にこの条例が廃止され、「教育機関設置条例」に運営に関する規定が組み込まれました。

利用者は年々増加しており、2009年1月11日には500万人、2011年7月12日には600万人を達成しました。600万人目の来場者には、生涯学習のマスコット「マナビィ」と千葉県のマスコット「チーバくん」の人形が贈呈されました。

主な開催行事

この施設では、様々なイベントが開催されています。過去には、「ちば・まんがコミュニケーション」での「環境マンガ展」（2008年）、「FARU18 芸術祭 2010」（2010年）、「第10回 子ども科学教室」（2011年）などが開催されました。

アクセス

公共交通機関を利用する場合、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅から徒歩約40分（3.3km）です。バスを利用する場合は、以下の路線が便利です。

東武バス：流山おおたかの森駅東口行き（西柏03系統）に乗車し、県民プラザ下車、徒歩約1分
東武バス：県民プラザ経由国立がん研究センター行き（西柏01系統）に乗車し、県民プラザ下車、徒歩約1分
東武バス：東口より柏の葉キャンパス駅西口行き（西柏03系統）に乗車し、県民プラザ下車、徒歩約1分
流山ぐりーんバス：西口より美田・駒木台ルートに乗車し、県民プラザ前下車すぐ

自動車の場合は、常磐自動車道柏ICから約10分（2.4km）です。

周辺施設

周辺には、千葉県立柏の葉公園、柏の葉公園総合競技場、県立柏の葉公園野球場、柏市立十余二小学校、東京大学柏キャンパス、柏の葉北総病院、国土交通大学校柏研修センターなどがあります。

関連情報

日本のコンサートホールの一覧
千葉県教育委員会
柏の葉公園

外部リンク

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