じゅん&ネネ

じゅん&ネネ - 日本の歌謡ポップデュオ

じゅん&ネネは、日本の歌謡ポップデュオで、1968年に結成され、1972年に活動を終えました。しかし、彼らの音楽は今なお多くの人々に愛されています。2003年には再結成して活動を再開しました。

メンバーについて

じゅん

旧名は千秋じゅんで、1949年11月17日生まれ。彼女は主にショートカットの髪型で知られ、じゅん&ネネの名付け親はコスチュームデザイナーのコシノジュンコと作曲家の平尾昌晃です。ソロ活動を経た後、結婚を機に音楽界から引退し、その後は喫茶店を経営しました。

ネネ

旧名は梢ネネで、本名は高橋早苗、1950年6月15日生まれ。ネネはロングヘアが特徴で、イギリスやハワイの大学で英語を学びました。帰国後、元ズー・ニー・ヴーのギタリストと結婚しましたが、後に離婚。その後はアマテラスやJABBを経て、エスニック・テクノポップ・ユニットのE.S.アイランドを結成したり、ソロでの活動も行いました。また、1989年には八丈町長選挙に立候補し、注目を集めました。

音楽の道のり

じゅん&ネネは1964年に元々クッキーズとして「可愛い花」でデビューしましたが、1968年にじゅん&ネネに改名し、「愛するってこわい」でいよいよ名を馳せます。この曲は80万枚を売り上げ、彼らの名を広めるきっかけとなりました。その後、フルアルバムやシングルを複数リリースし、特に1970年代初頭には多くのヒット曲を世に送り出しました。解散後も、彼女たちの楽曲は多くのファンに親しまれ続けており、記憶に残る名曲が多数あります。

再結成と近況

じゅん&ネネは、2003年12月にTBSの番組『あの人は今　夢の紅白歌合戦』に31年ぶりに出演し、この機会を契機に再びデュオ活動を始めました。2012年には岡山県浅口市に移住し、2022年には市議会議員選挙にも立候補して当選するなど、音楽活動にとどまらず公務にも挑戦する姿勢を見せています。

ディスコグラフィ

じゅん&ネネ名義として数多くの楽曲をリリースしており、その中には「愛するってこわい」や「お気に召すまま」「テクテクマミー」などがあります。それぞれの楽曲には彼女たちの個性と魅力が散りばめられており、今もなお多くの世代の人々に影響を与えています。

映画とドラマへの出演

彼女たちは音楽活動だけでなく、映画やテレビドラマにも出演しており、特に1969年には映画『ドリフターズですよ!全員突撃』で女ギャング団のメンバーを演じました。これにより、歌と演技の両方でファンを魅了しました。

じゅん&ネネの歴史は、さまざまな転機に彩られた多面的なものです。彼女たちの音楽は過去から現在まで、多くの人たちに影響を与え続けており、今後もその存在は色褪せることがないでしょう。

もう一度検索