すしお

すしお：アニメーションの世界を彩る異才

すしお（本名：石崎寿夫）は、1976年生まれ、埼玉県和光市出身のアニメーター、キャラクターデザイナー、イラストレーターです。現在はアニメ制作会社トリガーに所属し、その才能を発揮し続けています。

デビューから現在まで

代々木アニメーション学院卒業後、ガイナックスに入社。『新世紀エヴァンゲリオン』で動画デビュー後、『まほろまてぃっく』で作画監督を担当。その後、劇場版『ONE PIECE|ONE_PIECE』や『おジャ魔女どれみ』シリーズなど、数々の作品に参加しました。2011年にトリガーへ移籍し、『キルラキル』でキャラクターデザインを手がけ、その独特な世界観で多くのファンを魅了しました。

アクションとエフェクトのスペシャリスト

すしおは、アクションやエフェクト作画を得意としています。その卓越した画力は業界内でも注目されており、多くの作品でその才能が活かされています。師と仰ぐ今石洋之の作画に感銘を受け、動きの表現に興味を持つようになったというエピソードも。

多様な作品への参加

テレビアニメ、劇場アニメ、OVA、Webアニメ、ゲームなど、幅広いメディアで活躍しています。

テレビアニメ

新世紀エヴァンゲリオン
ONE PIECE|ONE_PIECE
おジャ魔女どれみ
天元突破グレンラガン
キルラキル
リトルウィッチアカデミア
BNA ビー・エヌ・エー
ダンジョン飯

劇場アニメ

ONE PIECE|ONE_PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島（キャラクターデザイン、作画監督）
プロメア（作画監督）
シン・エヴァンゲリオン劇場版（原画）

ユニークなエピソード

好きなアニメは『AKIRA』。子供の頃に何度も模写し、「AKIRA禁止令」が出たほど。
『ONE PIECE|ONE_PIECE ねじまき島の冒険』に参加した際、絵柄がTV版と異なりスタッフと揉めたが、細田守監督がその才能を認め、『ONE PIECE|ONE_PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』の作画監督に抜擢。
『天元突破グレンラガン』では、多くのキャラクターの死亡シーンを担当。「ロージェノムアニメーター、ラゼンガンアニメーター」と呼ばれるほど、ロージェノム関連のシーンを多く手がけました。
ももいろクローバーZのファンであり、イラスト投稿や衣装デザイン、MV制作など、公式コラボも実現。
BiSHのファン「清掃員」を公言し、TwitterでBiSH関連のイラストを公開。WACKのオフィシャルグッズデザインも担当。

同人活動と別名義

同人活動も積極的に行っており、自身のイラストや原画集などを発表しています。過去には本名や「石崎すしお」名義も使用していましたが、現在は「すしお」名義で統一しています。

東所沢駅の壁画

2020年には、東所沢駅構内に長さ28メートルに及ぶ壁画を制作し、話題となりました。

すしおの今後の活躍から目が離せません。

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