つくばわんわんランド

つくばわんわんランドについて

つくばわんわんランドは、茨城県つくば市に位置する犬をテーマとしたパークで、株式会社サンスイコーポレーションが運営しています。この施設は、犬の形をした特徴的な木製展望台「モッくん」がシンボルとなっており、多くの来園者を魅了しています。

概要

このテーマパークには、グレートデーンやボルゾイなどの大型犬から、シーズーやミニチュア・ピンシャーなどの小型犬まで、およそ90犬種約1000頭の犬が飼育されています。訪問者は「わんわん展示館」で犬たちを見ることができる他、「わんわんパーク」では犬と直接触れ合ったり、「わんわんレンタル」を利用することでお気に入りの犬と散歩を楽しむことができます。このレンタルサービスは20分1,000円という手頃な価格で提供されています。

さらに園内には動物病院も併設されており、犬の健康管理に特に配慮されています。また、隣接している「つくば国際ペット専門学校」の実習施設としても利用されており、学生たちが実務経験を積む場ともなっています。

イベントとアクティビティ

かつては犬たちがパフォーマンスを披露する「大サーカス」が人気でしたが、現在も大型犬による競走や多様な犬のショーが開催されています。特に、犬がゴールキーパーを務める「わんちゃんとPK対決」は、子供たちに非常に人気のあるイベントです。園内には愛犬を連れて入園できるドッグランも用意されており、愛犬家向けのイベントも定期的に行われています。

シンボル「モッくん」と施設

シンボルである「モッくん」は、約11メートルの高さで、世界でも有数の大きさを誇ります。この展望台からは筑波山の美しい景観を楽しむことができ、特に秋の紅葉シーズンには絶景が広がります。その他にもミニ遊園地や軽食コーナー、売店などの設備も充実しており、来園者はさまざまなアクティビティを楽しむことができます。また、犬だけでなく、ネコと触れ合える「ねこハウス」もあり、多様な動物とのふれあいが可能です。

運営主体と歴史

つくばわんわんランドの運営元であるサンスイコーポレーションは、茨城県つくば市に本社を構え、他にも料亭や専門学校を経営しています。このテーマパークは、1996年に「つくばわんわん動物園」として開園しました。開園当初はペットブームの波に乗り、犬好きの社長の思いから設立されました。設立から数年内に人気を得て、1998年に「つくばわんわんランド」へと名称変更されました。

園の歴史の中で、さまざまなイベントや改装が行われてきました。特に、2018年には戌年を祝うために「わんわん神社」が設置され、話題を呼びました。最近の動向としては、2021年に開園25周年を迎え、さらなる施設の充実が図られています。

交通アクセス

つくばわんわんランドへのアクセスは良好で、自家用車の場合は常磐自動車道の土浦北ICから国道125号を経由し約25分、圏央道のつくば中央ICからは国道408号経由で約30分で到達できます。特に圏央道の開通以来、埼玉県や千葉県からの来園者が増加する傾向にあります。また、公共交通機関を利用する場合は、関東鉄道のバスが便利で、「つくばわんわんランド入口」下車で徒歩2分の距離に位置しています。

つくばわんわんランドは、犬と触れ合いながら楽しい一日を過ごせる魅力的なスポットです。さまざまな犬たちと一緒に、思い出に残るひとときをお楽しみください。

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