まぐまぐ

株式会社まぐまぐの概要と沿革

株式会社まぐまぐ（英: Magmag, Inc.）は、日本におけるウェブコンテンツ配信サービスを担う企業であり、その歴史は1996年に始まりました。創業者の深水英一郎が個人の手で開発したメールマガジン配信プラットフォーム「X-mail」からスタートし、彼の理念を元に成長を遂げてきました。現在、まぐまぐが運営するウェブサイトは「まぐまぐ!」として有名であり、その前は「インターネットの本屋さん『まぐまぐ』」という名称で知られていました。

主なサービスと成長

まぐまぐの主要なサービスには、メールマガジンの代行発行業務や登録、過去のバックナンバーの閲覧などが含まれます。有料メールマガジンの料金回収代行なども手掛けており、設立当初は競争相手が少ない中で会員数を順調に増加させてきました。
2008年1月時点で、メールマガジンの数は29,000誌、総登録読者数は36,760,000人に達していました。有料メールマガジンを提供する『まぐまぐ!プレミアム』は、1000誌のマガジンがあり、読者は120,000人にのぼります。

株式会社エアトリの連結子会社となったのは2017年のことで、2020年にはJASDAQに上場を果たしました。これにより、まぐまぐはさらなる成長への道を歩んでいます。

まぐまぐの沿革

まぐまぐの歴史は、1996年9月に深水英一郎が「X-mail」を開発し始めたことに起因します。10月には試験公開され、1997年には一般公開に至りました。その後、同年1月に15冊からメールマガジンの配信を開始。
1997年2月には、mag2.comドメインの取得とともに専用サーバーを借り、トップページを「まぐまぐ」に変更しました。そして、オリジナルキャラクター「まぐまぐちゃん」が登場したのもこの年です。

1999年1月には株式会社まぐまぐが設立され、その後、携帯向けメールマガジンサイト「ミニまぐ」も誕生しました。2001年には有料メールマガジン配信システム『まぐまぐ!プレミアム』を公開し、2008年には本社を京都・渋谷に移転。さらに、2009年には「ミニまぐ」を「まぐまぐ!」に統合しました。

2013年には経営体制に変化があり、その後2017年にエアトリグループに加わりました。2020年には上場を果たし、今後の成長が期待されています。

公式メールマガジンと特長

まぐまぐでは、多様なジャンルを網羅する公式メールマガジンを発行しており、ビジネス、エンターテインメント、ライフスタイルなど様々な版が存在しています。これにより、多様なニーズに応える努力が続けられています。

また、毎年4月1日にはエイプリルフール企画を盛況に展開し、そのユーモア溢れる内容も注目されています。例えば、過去にはサイト名を変更したり、手書きのトップページが公開されるなど、訪問者を楽しませてきました。

まぐまぐVOW

「まぐまぐVOW」は、同社のメールマガジンの一環として、読者からの投稿された笑い話などを紹介するコーナーです。深水がファンだった宝島社VOWシリーズとのコラボにより、書籍化も実現しています。

このように、株式会社まぐまぐは日本のメールマガジン界において先駆者的な役割を持ち続け、多様なサービスを展開しています。これからも、利用者にとって便利で魅力的なコンテンツを提供し続けることでしょう。

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