みずほリース

みずほリース株式会社について

みずほリース株式会社（英語名：Mizuho Leasing Company, Limited）は、東京都港区虎ノ門に本社を持つ日本有数の総合リース会社です。みずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社として、金融業界での強固な基盤を活かしながら、企業や法人顧客に様々なリースサービスを提供しています。また、主要なビジネスパートナーとして、丸紅との提携関係も築いています。

沿革

会社の歴史は1969年に遡ります。日本興業銀行が中心となり、株式会社パシフィックリースを設立しました。その後、1981年には興銀リース株式会社に商号を変更しました。

2004年には東京証券取引所2部に上場し、翌年の2005年には1部へ指定替えを果たしました。2015年には日産リースを吸収合併し、9月には東日本リースの全株式を譲渡しました。

2018年には、みずほ銀行と第三者割当増資を実施し、その結果、みずほ銀行の出資比率が3.81%から23.03%に増加しました。2019年には、丸紅の子会社エムジーリースの株式を取得し、リース事業において提携を進めました。同年10月には、社名をみずほリース株式会社に変更しました。

2020年3月には、米国の航空機リース会社Aircastle Limitedや冷凍トレーラーリース会社のPLM Fleet, LLCから持分を取得し、持分法適用関連会社としました。このように、みずほリースは国内外での事業拡大を目指しています。

本社と支店

本社所在地は東京都港区虎ノ門一丁目2番6号で、全国に多くの支店を展開しており、各地域においてサービスを提供しています。主な支店は札幌、仙台、大宮、新潟、富山、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡などがあります。これにより、地域密着型のサービスが実現され、顧客ニーズに迅速に対応しています。

主要な子会社

みずほリースは、複数の子会社を持ち、リース事業の多様な分野において展開しています。主要な子会社には、みずほ東芝リース（90%、東芝グループ系）、第一リース（90%、元第一生命系）、ユニバーサルリース（90%、元山九系）などがあります。これらの子会社は、リースの専門性を高め、顧客に対するサービス向上に寄与しています。

さらに、みずほ丸紅リース（50%、丸紅との共同出資）やみずほオートリース（100%）も重要な役割を果たしています。自動車リース市場にも進出しており、リース事業の拡充を図っています。

まとめ

みずほリース株式会社は、約50年にわたる歴史を持つ企業で、金融グループの一員として、国内外においてリース事業を積極的に展開しています。様々なビジネスパートナーと連携し、リースサービスの選択肢を広げることで、顧客の満足度向上に努めています。これからも持続的な成長を目指し、革新的なリースサービスを提供していくことでしょう。

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