ゆめタウン東広島

ゆめタウン東広島は、株式会社イズミが運営する総合スーパー（GMS）として、広島県東広島市に立地しています。地域の中核を担う商業施設として、日々の買い物から専門性の高い商品・サービスまで、幅広いニーズに対応しています。

概要

この施設は、イズミが東広島市に初めて進出した店舗として、1990年 10月18日にオープンしました。全国に展開する「ゆめタウン」ブランドとしては、同年に開業した岡山県の「ゆめタウン高梁」に続く2番目の店舗にあたります。また、広島県内に新規で出店したゆめタウンとしては、これが最初となります。施設の構成としては、核店舗であるゆめタウン直営売場と、多数の専門店から成り立っています。

2000年 11月29日には、既存の平面駐車場部分に別館が増築されました。この別館は、1階部分が駐車場として活用されるピロティ構造が特徴です。なお、東広島市内には広島大学の近くに「ゆめタウン学園店」も存在しますが、そちらは学生層を主なターゲットとした店舗であり、ゆめタウン東広島とは異なる性格を持っています。

支払い手段においては、各種電子マネーに対応しており、Edy（ICカードおよびモバイル）、ゆめか（市内の一部ゆめマートでも利用可）、そしてnanacoが利用可能です。営業時間は通常10時からですが、セールの実施日など特定の日は午前9時に開店することもあります。

沿革

ゆめタウン東広島の歩みは以下の通りです。

1990年 10月18日: 株式会社イズミの運営する「ゆめタウン東広島」として開業。
2000年 11月29日: 平面駐車場上に2階建ての別館が新設され、店舗面積を拡大。
2014年: 屋上看板のデザインが変更され、「town」の部分が省略された「you me」の表示となる。
2019年秋: 食品および酒類売場のスペースを拡張する改装を実施。
2020年 10月: 館内の各種テナント区画や、顧客が休憩できるイートイン・レストスペースのリニューアルを実施。
2021年7月15日: 大規模なリニューアルを実施。特に本館4階には新たなフードコートが設けられました。このリニューアルに合わせて、外壁のロゴ表示も屋上看板と同様に「town」を省いた「you me」へと変更されました。

フロア構成と主なテナント

ゆめタウン東広島は、中心となるゆめタウン直営売場に加え、本館に65店舗、別館に9店舗の合計74の専門店で構成されています（テナント数は変動する可能性があります）。

館内には、衣料品、食料品、雑貨、書籍、サービス、アミューズメントなど、多岐にわたるジャンルの店舗が入居しています。本館には、食料品店「カルディコーヒーファーム」、飲食店「バーガーキング」「サイゼリヤ」「はなまるうどん」「ペッパーランチ」「お好み一番地」、ファッション関連「ハニーズ」「anysis Feroux」、眼鏡店「JINS」、100円ショップ「ダイソー」、アミューズメント施設「タイトーFステーション」などがあります。別館には、「GU」「無印良品」「啓文社」「JTB」などの人気専門店が集積しています。最新かつ詳細なテナント情報は、公式サイトの「ショップ」や「フロアガイド」で確認できます。

アクセス

公共交通機関、鉄道、自動車でのアクセスが可能です。

バス: 「ゆめタウン東広島前」バス停が最寄りです。芸陽バスの西条-竹原線や安芸津-西条線、東広島市街地循環バス「のんバス」が停車します。「のんバス」利用の場合、西条駅方面からもアクセス可能です。なお、酒まつり開催期間中はバスの運行経路や所要時間が変更される場合があるため注意が必要です。かつては西条駅との間で無料送迎バスが運行されていましたが、「のんバス」の運行開始に伴い廃止されました。
鉄道: JR山陽本線「西条駅」から徒歩でおよそ15分です。
車: 山陽自動車道「西条インターチェンジ」から約5分で到着します。

周辺環境

施設の周辺には、広島県環境保全センター東広島支所、東広島簡易裁判所、東広島市消防局といった公共施設があります。また、近隣には「フジグラン東広島」や、前述した「ゆめタウン学園店」といった他の大型商業施設も立地しています。

ゆめタウン東広島