アイランドセンター駅の概要
アイランドセンター駅(アイランドセンターえき)は、
兵庫県神戸市東灘区向洋町中に位置し、
神戸新交通六甲アイランド線の駅です。駅番号はR05で、2011年
7月1日より、近隣の「神戸ファッションマート」にちなみ、副駅名として「ファッションマート前」が付与されています。
歴史
アイランドセンター駅は
1990年2月21日に六甲ライナーが開業した際に、同時に開業しました。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災では、全線が運休となる被害を受けましたが、同年
5月12日にはアイランド北口駅からマリンパーク駅間が復旧し営業を再開しました。最終的には
8月23日に全線が復旧し、再び供給が行われるようになりました。2011年
7月1日には、
命名権スポンサー契約に基づき「ファッションマート前」の副駅名が与えられ、契約は3年の期間であることが発表されています。
駅構造
アイランドセンター駅は、島式ホームを1面2線もつ
高架駅です。駅内部には定期券売り場が備えられており、利用者の利便性を図っています。
利用状況
2016年度のデータによると、1日あたりの平均乗車人数は約8,992人に達し、これは
神戸新交通線内で第3位、また六甲ライナー線内では住吉駅に次いで第2位の利用状況とされています。駅は多くの利用者に支持されています。
駅周辺の施設
アイランドセンター駅の周辺には、様々な商業施設や公共施設があります。代表的な施設として、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズや、神戸ファッション美術館、神戸ゆかりの美術館があります。また、神戸ファッションプラザや神戸ファッションマートも近隣にあり、ファッション関連のスポットとして多くの人々が訪れます。
その他にも、リバーモール、
三井住友銀行六甲アイランド・リバー・モール出張所、
ダイエーグルメシティ、トーホーストア六甲アイランド店など、ショッピングが楽しめる場所が存在します。
公園も多く、向洋東公園や向洋西公園、さらに
神戸市立向洋小学校や六甲アイランド小学校、向洋中学校など教育機関も併設されています。
バス路線
アイランドセンター駅周辺にはバス路線も充実しており、みなと観光バスや
阪神バスなどが運行されています。特にベイシェラトンホテル周辺には、神戸三宮や
新神戸駅を結ぶ系統が運行されており、アクセスに便利です。
その他の情報
この駅は第4回
近畿の駅百選に選ばれており、計画当初の仮称は「六甲島中央」とされていました。隣接駅としては、アイランド北口駅があり、路線としては六甲ライナーの中でも重要な役割を果たしています。
このように、アイランドセンター駅は周辺環境が豊かであり、商業施設や教育機関が整っていることから、多くの人々が利用し、地域の交通拠点としての役割を果たしています。