アクティブゲーミングメディア

株式会社アクティブゲーミングメディア

株式会社アクティブゲーミングメディアは、日本の大阪を拠点に、主にビデオゲームソフトや漫画、アニメといったエンターテインメントコンテンツのローカライズを専門に行う企業です。2008年にイバイ・アメストイによって設立されたこの会社は、日本語から多言語への翻訳、またその逆の多言語から日本語へのローカライズを通じて、国際的なコンテンツの展開を支援しています。

事業内容

アクティブゲーミングメディアは、ローカライズだけでなく、様々な関連サービスを提供しています。例えば、ゲームのダウンロード販売を行うウェブサイト『PLAYISM』や、ゲームに関する情報を発信するメディア『AUTOMATON』の運営が挙げられます。さらに、ゲームやアニメの音声収録や、デバッグ、マーケティング、プロモーション、コミュニティマネージメントといったサービスも取り扱っており、クライアント企業のニーズに応える幅広いサービスポートフォリオを持っています。

設立からの歩み

アクティブゲーミングメディアは、日本で初めてのゲームローカライズ専門会社として2008年に設立され、その後、2009年に大阪に本社を移転しました。設立以来、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語などの欧州言語や、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語などのアジア言語を含む、30か国以上の言語に対応してきました。時が経つにつれ、同社は業界内での実績を積み上げ、2017年の時点で2500以上のタイトルをローカライズしています。

代表的なプロジェクト

アクティブゲーミングメディアは、『ドラゴンクエストXI　過ぎ去りし時を求めて S』や『二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム』、そして『No More Heroes』シリーズなど、多くの有名タイトルのローカライズを手がけてきました。また、コンソールゲーム機、オンラインゲーム、モバイルゲームといったさまざまなプラットフォームに対応し、デジタル漫画やアニメのローカライズも行っています。

業界内での地位

この企業は、任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、カプコン、スクウェア・エニックス、バンダイナムコエンターテインメント、セガなど、国内外の大手企業との強い関係を築いています。更に、Gamasutraによる「2012年のゲーム業界人50選」において、創業者のイバイ・アメストイが選出されたことは、彼の業界での存在感を示しています。

国際的な活動

2019年には、大阪万博招致のために行われた最終プレゼンテーションにて、イバイ・アメストイが大阪を代表してパリでスピーチを行いました。このように、アクティブゲーミングメディアは単なるローカライズ企業ではなく、日本の文化やエンターテインメントを国際的に広める役割を担っています。

まとめ

総じて、株式会社アクティブゲーミングメディアは、専門的なローカライズサービスを提供しつつ、国内外のエンターテインメント分野において多岐にわたるビジネス展開を行っている企業です。その高い技術力と国際的なネットワークにより、今後も多くの作品が世界中で楽しめるように貢献し続けるでしょう。

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