イオンモール盛岡南

イオンモール盛岡南について

イオンモール盛岡南は、岩手県盛岡市の盛南開発地区に位置する、イオンモール株式会社が運営する大型ショッピングモールです。地元では「南イオン」という愛称で親しまれています。敷地面積は約74,684平方メートル、商業施設面積は約57,220平方メートル、駐車場は約2,400台を収容可能です。

概要

このモールは、盛岡南新都市土地区画整理事業の中心として、盛岡市本宮地区に開発されました。国道46号盛岡西バイパスと「杜の道」が交差する場所に位置し、盛岡駅西口からもアクセスしやすい立地です。近隣にはイオンモール盛岡もあり、商業施設が集積しています。

建物は地上4階・地下1階の2核1モール形式で、開業当初は盛岡南サティとサンデーの新業態店舗が核テナントでした。その後、サンデーは撤退しましたが、盛岡南サティは、マイカルの再生後初の店舗として、またイオングループへの初出店として注目されました。

商業施設面積ではイオン盛岡SCを上回り、岩手県最大級のショッピングセンターとなりました。イオンモール盛岡との混同を避けるため、広告などでは「南」の文字が強調されています。

サティからイオンへ

当モールの核テナントであったサティは、マイカルにとって会社更生後初の店舗であり、イオングループのショッピングセンターへの初出店でした。これは、イオン盛岡ショッピングセンターにジャスコ盛岡店が出店していたことと、旧盛岡南サティが27年間の実績を持っていたことが背景にあります。

2011年には、マイカルがイオンリテールに吸収合併され、サティは「イオン」に名称変更されました。これに伴い、盛岡南サティもイオン盛岡南店となりました。

なお、現在のイオンモール盛岡南ができる前、盛岡市三本柳地区には同名のGMS店舗が存在しました。この店舗は「ニチイ都南店」として開業後、「盛岡南サティ」と改称されましたが、マイカルグループ破綻前に経営権が譲渡され、2006年に閉店しました。

沿革

2005年1[[2月20日]]：起工式
2006年4月26日：マイカルがイオン盛岡南ショッピングセンターへの出店を表明
2006年8月6日：「イオン ふるさとの森づくり」植樹祭を開催
2006年9月12日～14日：プレオープン
2006年9月15日：グランドオープン
2009年2月22日：「ホームシティ盛岡南店」閉店
2009年5月29日：「UNIQLOイオン盛岡南SC店」オープン
2011年3月1日：「盛岡南サティ」を「イオン盛岡南店」に改称
2011年11月21日：「イオン盛岡南ショッピングセンター」を「イオンモール盛岡南」に改称
2012年2月20日：住所が変更
2013年11月1日：管理・運営をイオンモール株式会社に移管
2019年5月7日：モール内に「イオンモール盛岡南内郵便局」が開局
2020年3月1日：イオン東北株式会社発足に伴い、食品売場をイオン東北に移管
2021年9月1日：イオン東北とイオンリテール東北事業本部の統合に伴い、管理・運営をイオン東北に移管
* 2023年11月：イオン盛岡南店にて、再生可能エネルギー由来の電力の活用を開始

専門店

モール内には、様々な専門店や飲食店が入居しています。詳細は公式サイトの「ショップ&レストラン」をご覧ください。

交通アクセス

バスの場合、モール南側出入口横に2ヶ所の停留所があり、1番は当モールが、2番は岩手県交通が設置しています。

自動車の場合、東北自動車道盛岡南ICから約2kmです。ただし、盛岡南ICから向かう場合は、スターバックス盛岡西バイパス店近くの交差点を左折して市道を通るルートが推奨されています。

駐車場については、公式サイトの「駐車場のご案内」をご参照ください。

まとめ

イオンモール盛岡南は、盛岡市の主要なショッピングスポットとして、地域住民の生活を支えています。様々な専門店が集積し、ショッピングだけでなく、食事やレジャーも楽しめます。今後も地域と共に発展していくことが期待されます。

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