ウラ嵐BEST

嵐の軌跡を凝縮した珠玉のカップリング集『ウラ嵐BEST』

2021年7月16日、日本の国民的アイドルグループ・嵐のカップリング曲集『ウラ嵐BEST』が、ジェイ・ストームよりデジタル配信限定でリリースされました。これは、2020年に行われた国立競技場でのライブを収録したDVD/Blu-ray『アラフェス2020 at 国立競技場』の発売を記念して制作された、初の配信限定アルバムです。

『ウラ嵐BEST』は、これまでCDリリース時にしか聴くことのできなかったカップリング曲を、惜しげもなく収録した、まさにファン待望のベストアルバムと言えるでしょう。シングル曲のカップリングだけでなく、アルバムの初回限定盤に収録されていた楽曲や、ボーナストラックまで網羅し、全129曲という膨大なボリュームを誇ります。

2020年発売のアルバム『This is 嵐』以来9ヶ月ぶり、ベストアルバムとしては2019年発売の『5×20 All the BEST!! 1999-2019』以来2年ぶり、そしてカップリングベストアルバムとしては2012年発売の『ウラ嵐マニア』以来9年ぶりのリリースとあって、多くのファンから大きな期待が寄せられました。さらに、嵐の活動休止後初のアルバムリリースということもあり、その注目度は尋常ではありませんでした。

配信に先駆け、7月2日0時からは『5×20 All the BEST!! 1999-2019 (Special Edition)』と同時予約注文が開始。iTunes Storeなどで予約受付が開始されると、瞬く間に予約数が急増しました。また、7月6日から14日にかけては公式Twitterで、メンバーそれぞれが1曲ずつお気に入りのカップリング曲をピックアップして紹介する企画「嵐のウラ嵐BEST」を実施。ファンをさらに盛り上げました。

収録楽曲：時代を彩った名曲の数々

『ウラ嵐BEST』は、1999年から2020年までの楽曲を収録した4枚のディスクで構成されており、それぞれの時代を代表する楽曲が年代別に収録されています。

例えば、初期のシングルである『A・RA・SHI』のカップリング曲「明日に向かって」や、『台風ジェネレーション』のカップリング曲「明日に向かって吠えろ」など、初期嵐の勢いを感じさせる楽曲が収録されています。また、中期の代表的な楽曲である『Love so sweet』のカップリング「いつまでも」や、後期には『Monster』のカップリング「スパイラル」、そして『カイト』のカップリング「僕らの日々」など、嵐の進化と成長を肌で感じ取れる楽曲群が並んでいます。

さらに、『ウラ嵐BEST』の魅力は、各メンバーが自身のソロ楽曲や、特に思い入れのあるカップリング曲をセレクトしている点にもあります。それぞれのメンバーの個性や、楽曲への想いが感じられ、より深い音楽体験を提供しています。

オリコンランキングを席巻した驚異の記録

『ウラ嵐BEST』は、リリース後すぐにオリコン週間デジタルアルバムランキングで圧倒的な支持を獲得しました。2021年7月21日発表の7月26日付ランキングでは、4枚のアルバムが1位から4位を独占。さらに、同時に配信された『5×20 All the BEST!! 1999-2019 (Special Edition)』が5位にランクインし、オリコン週間デジタルアルバムランキング史上初のTOP5独占という快挙を達成しました。

翌週の8月2日付ランキングでも、『ウラ嵐BEST』シリーズは1位から4位を独占し、同一アーティストによる2週連続TOP4独占という、前代未聞の記録を打ち立てました。この驚異的な記録は、嵐の人気を改めて証明するとともに、『ウラ嵐BEST』がいかに多くのファンに支持されているかを物語っています。

『ウラ嵐BEST』は、単なるカップリング曲集にとどまらず、嵐の20年以上に渡る音楽活動の集大成と言える作品です。デビュー当時からのファンはもちろん、最近嵐を知ったファンにとっても、彼らの魅力を再発見できる、まさに必聴のアルバムと言えるでしょう。

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