エンターグラム

株式会社エンターグラムについて

株式会社エンターグラム（英: ENTERGRAM, INC.）は、日本のゲームソフトウェアの企画、開発、販売を主な業務とする企業です。コンピュータエンターテインメント協会の正会員でもあり、業界内での存在感を示しています。

設立の経緯

エンターグラムは、1999年8月に株式会社テイジイエルの全額出資を受けて「エヌ・エス・ピイエンジニアリング」として設立されました。その後、2002年11月に商号を「株式会社テイジイエル企画」に変更し、翌年の2003年にはテイジイエルが行っていたマルチメディア事業を引き継ぎました。

2016年4月には、現商号である「株式会社エンターグラム」に変更しました。エンターテインメントの拡大を目指す中で、一般向けゲームソフトは「TGL」、成人向けゲームソフトは「戯画」といったブランド名で展開されました。これにより、異なる顧客層へのアプローチが実現しました。

発展と変遷

しかし、2023年3月31日をもって、「戯画」と「プレカノ」ブランドによるゲームソフトの開発・販売は終了しました。この決定にはさまざまな要因があると考えられますが、いずれにしても、エンターグラムが新たな方向性を模索していることを示しています。また、その時期にコンピュータソフトウェア倫理機構を退会したことからも、新たなビジネスモデルや戦略の構築を進める可能性がうかがえます。

ゲームソフトウェアの種類

エンターグラムでは、一般向けゲームソフトウェアの開発が重点的に行われています。過去には、多くの有名タイトルを手掛けてきました。また、成人向けゲームソフトウェアについては「戯画」ブランドにより提供されてきましたが、現在はそれに関する開発が終了しています。

クリエイターとスタッフ

エンターグラムには、数々の著名なクリエイターが在籍しており、彼らの影響力は無視できません。以下、エンターグラムで活動をしてきた主なクリエイターの一部を紹介します。

• - 下川直哉：株式会社アクアプラスの元代表取締役。
• - 折戸伸治：株式会社ビジュアルアーツのKeyに所属し、Key Sounds Labelのメンバーです。
• - 水無月徹：エクアプラスの創設メンバーの一人であり、その後はフリーとして活動。
• - 山本和枝：元株式会社スタジオ・エゴの代表で、現在は株式会社でぼの巣製作所の代表を務めています。

今後の展望

今後のエンターグラムがどのように発展していくのか、特に新たなゲームソフトの企画やブランド展開に注目が集まります。業界のトレンドやプレイヤーのニーズの変化に柔軟に対応しながら、新しいコンテンツの提供を目指すことで、さらなる成長が期待されるでしょう。エンターグラムの動向は、今後のゲーム業界全体にも影響を及ぼすことが考えられます。

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