カモシダせぶん

カモシダせぶんについて

カモシダせぶん（本名：鴨志田道秋）は1988年7月13日生まれの日本のお笑い芸人であり、コンビ「ウルトラトウフ」のメンバーです。神奈川県川崎市出身で、松竹芸能に所属しており、身長170cm、体重60kgのB型の男性です。彼のキャリアは多岐にわたり、数々のコンビやピン芸人としての活動を経て、今日に至ってます。

経歴

カモシダせぶんは神奈川県立生田高校を卒業後、松竹芸能タレントスクール東京校にてお笑いの基礎を学びました。2006年7月には「シャンゼリーゼ」というお笑いコンビを結成しましたが、2011年8月に解散。その後は一人っ子カモシダとしてピン芸人として活動を始めました。

2013年には同級生の具志堅翔太とコンビ「ガング」を結成しましたが、2014年に解散。その後、彼は芸名を「カモシダせぶん」に変更しました。新しい名前は、松竹芸能の先輩コンビ「トチギフ」の荒井が名付けたものです。

2017年からはマリッジスターこうもとと共に「ウルトラトウフ」というコンビを結成し、活動を続けました。しかし、2021年10月に解散しました。2022年9月には再びシャンゼリーゼ時代の相方せつこと一時的にコンビを復活させ、M-1グランプリに出場しました。

特異な経験

彼の人生においては、2019年12月に自宅が収斂火災に見舞われるという大きな出来事がありました。火災の原因は、窓際の鏡が日光を反射してソファを燃やしたことに起因しています。この事件は一般的にはあまり知られていない収斂火災としてニュースに取り上げられました。火災で3000冊の本を失いましたが、外出中に唯一持ち出したのが中国の小説「三体」だったという偶然のエピソードから、作者の劉慈欣からサイン本が贈られることとなりました。

趣味や特技

カモシダせぶんの趣味はウクレレを弾くことで、特技としては「うがレレ」と称し、ウガイをしながらウクレレを弾き語りできる能力を持っています。また、速読や「金田一少年の事件簿」に登場する怪人や犯人の名前を瞬時に挙げられる能力も持ち合わせています。彼はまた読書好きであり、書店でアルバイトをしながら、自身のYouTubeチャンネルでも本を勧める活動を行っています。

芸風とメディア出演

カモシダせぶんは、一人コントや書店員漫談など多様なスタイルで笑いを提供しています。「攻殻機動隊」の魅力を解説しながらユーモアを交えるネタは特に人気です。メディア出演も多く、テレビやラジオ、舞台に加えて、映画や雑誌などでもその活躍を見受けられます。

彼はまた、藤井隆に似ているとライブで言われることがあり、藤井の物真似でテレビに出演した経歴もあります。さらには、お笑いと書店員としてのキャリアを並行して築き上げている点でも注目されています。

人物背景

カモシダせぶんの家族背景は興味深いもので、元プロ野球選手の鴨志田貴司と親族関係にあり、声優の川上とも子ははとこに当たります。親族には大手銀行の元会長や外務省に勤務していた人々もおり、家系の由緒も深いようです。このような背景から、彼自身も多彩な経験を持っていると言えます。

カモシダせぶんは、今後の活動にも期待が寄せられる実力派芸人です。彼のユニークなキャラクターや多才なスキルは、これからも多くのファンに愛され続けることでしょう。

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