キグルミ

キグルミ（Kigurumi）

キグルミは、2006年に日本で結成された女性音楽ユニットです。初めは子役タレントから選ばれた2名、レナ（志村玲那）とハルカ（遼花）によってスタートしました。彼女たちは「キユーピーあえるパスタソース たらこ」のCMソング「たらこ・たらこ・たらこ」を歌うことをきっかけにデビューしました。その後、CMや音楽活動を通じて多くのファンに親しまれる存在となりました。

メンバーの紹介

現在のメンバーには、ミキ（廣瀬碧紀）とケイ（本名非公開）の2人がいます。ミキは1996年生まれで、グループでは向かって右側に立っています。一方、ケイは2000年生まれで、左側に位置しています。以前はレナとハルカという2名が初期メンバーとして活動していましたが、彼女たちはそれぞれの理由で卒業。特にハルカは2007年6月に卒業し、学業に専念する旨を述べました。レナも2008年4月に卒業し、以後はミキとケイの新しい体制で活動を続けることとなりました。

活動の歴史

キグルミの活動は2006年から始まり、まずは「たらこ・たらこ・たらこ」によって一躍注目を浴びました。このシングルは、オリコンシングルチャートで初登場2位を記録し、当時の平均年齢が10.5歳という若さでトップ10入りを果たし、記録的な快挙となりました。また、同曲は新語・流行語大賞のベスト10にも選出され、年末には日本レコード大賞特別賞を受賞しました。

2007年には、「みんなで!さんすう99隊」という教育番組のテーマ曲を担当し、後にダウンロード限定のアルバムもリリース。5月には、2ndシングル「くるっと・まわって・いっかいてん／ダンシング・シスター」を発売し、アニメやテレビ番組の主題歌も務めました。その中には、アニメ『ケロロ軍曹』のエンディングテーマも含まれています。

メンバー追加のニュースもあり、新メンバーのミキとケイが加わった後の新体制では、2008年に新しいアルバムやシングルもリリースしました。特に「たまごっち」シリーズの楽曲も担当し、映画の主題歌としても親しまれました。

ユニットの特徴

キグルミはそのユニークな衣装、特に着ぐるみのスタイルが特徴的です。彼女たちのパフォーマンスでは、着ぐるみやコスチュームを使い、曲のテーマに合わせたビジュアルを楽しませています。デビュー曲では赤色のたらこの衣装が話題となり、さまざまな楽曲ごとに異なる衣装を披露しました。特にクリスマスバージョンでは、ポンチョのようなコートを着用した姿も好評でした。

受賞歴とメディア出演

キグルミは、その活動の中で多くの受賞歴があります。2006年に新語・流行語大賞、2007年には日本ゴールドディスク大賞で新人賞を受賞しています。また、音楽番組やバラエティ番組にも多く出演し、特に「ミュージックステーション」や「FNS歌謡祭」などには何度も登場しました。

締め

元々は小学生の女の子たちによるユニットとしてスタートしたキグルミ。彼女たちの可愛らしいパフォーマンスやユニークな衣装は、多くのファンに支持され続けています。今後の活動に期待が寄せられるこのグループの動向から目が離せません。

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