コロプラ

株式会社コロプラについて

株式会社コロプラ（COLOPL, Inc.）は、日本を拠点にしたオンラインゲームの開発および運営会社です。コンピュータエンターテインメント協会および日本オンラインゲーム協会の正会員としても知られています。2003年に馬場功淳氏によって創業され、最初は「コロニーな生活」という位置情報ゲームから始まりました。このゲームが高い評価を受けた結果、2008年に法人化され、現在の「コロプラ」という会社名が名付けられました。

設立の背景と事業展開

コロプラは、法人化以後、位置情報ゲームの開発を中心に、多様なゲームを手がけてきました。特にスマートフォン向けのネイティブアプリが人気を集め、2013年の売上高の77%を占めるなど、業績に大きく貢献しています。なお、コロプラ自体が「位置ゲー」の商標登録を行っており、その分野のパイオニア的な存在とも言えます。

新しい展開

2013年には、gloopsの子会社を買収し、その年の10月から日本テレビで「アソビラボ」というミニ番組を単独提供し、広報活動を強化しました。さらに、2012年には東京証券取引所のマザーズに上場し、2014年に第一部に移行しています。また、2015年からJリーグのトップパートナーにもなり、2016年にはエイティングを子会社化しました。

完全子会社化

2020年には、株式会社MAGES.の株式を取得し完全子会社にしたことで、さらなる事業拡大が進められました。また、同年9月にはソーシャルインフォの株式を譲渡しました。こうした積極的な展開によってコロプラは成長を続け、さまざまなゲームアプリを提供しています。

アプリケーションのラインナップ

コロプラが提供するゲームアプリは、フィーチャーフォンやスマートフォン向けのもので、直接開発したものや他の企業が運営するものも含まれています。現在提供されているアプリには以下のようなものがあります。

• - コロニーな生活
• - 駅奪取PLUS
• - ステーションメモリーズ!
• - 戦国いろは
• - キングダムブレイク
• - ジョリーロジャー 〜謎の文明と海賊島〜
• - 野球魂サムライナインなど

近年は他社のゲームが多くなっているものの、自社製品も豊富に揃えています。

不正行為に関する問題

一方で、コロプラは過去にいくつかの問題にも直面しています。任天堂との特許訴訟が特に有名で、2018年には特許権の侵害を理由に提訴され、その後和解金を支払うことになりました。また、2019年には従業員によるセールスランキングの不正操作疑惑が報じられ、倫理的な問題に対する反省が求められました。

まとめ

株式会社コロプラは、オンラインゲーム市場において多様な展開を見せており、積極的な企業戦略を通じて成長を続けています。しかし、一方で様々な課題にも直面しており、今後の企業運営に注目が集まります。安定した成長を方針にしつつ、新たな挑戦や改善が期待される会社です。

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