コージー本舗

株式会社コージー本舗について

株式会社コージー本舗は、1927年に創業された日本の化粧品メーカーで、主につけまつげ、アイラッシュカーラー、化粧雑貨品を製造・販売しています。創業者は小林幸司氏で、初めての店舗は台東区松が谷にありました。その後、1976年にイラストレーター原田治と提携し、人気のキャラクターグッズ「OSAMU GOODS」の開発に成功しました。

歴史と発展

コージー本舗の歴史は、1946年に社名を「小林コージー化粧料本舗」に変更したことから始まります。7947年には、日本初の工業化されたつけまつげの製造を開始しました。先代のものは人毛を使っていましたが、2015年にはナイロンなどの化学繊維に移行し、品質を向上させていきました。

1960年には現社名の「株式会社コージー本舗」に改められ、小林幸司氏が代表取締役に就任。以降、韓国に現地法人を設立するなど、国際展開も視野に入れています。また、この時期より化粧品の幅を広げ、1979年には化粧品製造の認可を取得して本格的な製造・販売に乗り出しました。

1980年には二重まぶたを作るための化粧品「アイトーク」を発表し、その後も様々な化粧品を世に送り出します。1986年にはアメリカで流行しつつあったネイルケア製品に参入し、プロ仕様のネイルケアブランド「ネイリストシリーズ」を1997年に展開しました。これは当時は新しい業種であったネイリストの誕生にも寄与しました。

ブランドの多様性

コージー本舗は、アイラッシュ商品だけではなく、化粧雑貨品やキャラクターグッズの開発にも力を注いでいます。特に2009年に発売された益若つばさプロデュースの「ドーリーウインクシリーズ」は、若年層に人気を博し、瞬く間に1000万個以上の売上を記録しました。さらに、2013年にはAAAの伊藤千晃プロデュースによる「チャーミングキス」を発表し、モデル平野由実がイメージキャラクターとして起用されました。

近年でも新たなブランド展開が続いており、2019年には伝統的な筆専門メーカーあかしやとのコラボレーションによるリキッドアイライナー「キワミフデ」を発表。また、2021年にはAKB48およびHKT48元メンバー指原莉乃プロデュースの「Ririmew（リリミュウ）」を発売しました。これにより、コージー本舗は常に時代のトレンドに応じた商品開発を行っています。

主なブランド

コージー本舗は、以下のような多様なブランドを展開しています：

- アイラッシュ MERROWシリーズ
- EYETALK（アイトーク）
- FULLSESH（フルセッシュ）
- Nailist（ネイリスト）
- DollyWink（ドーリーウインク）
- Ririmew（リリミュウ）

これらの製品は、日本国内外で親しまれるブランドとなり、特に若い世代の支持を得ています。

まとめ

株式会社コージー本舗は、長い歴史を持つ化粧品メーカーであり、つけまつげやアイラッシュカーラーを中心に様々な化粧品を展開しています。常に新しいトレンドを追求しつつ、伝統を重んじた品質を持ちながら、今後の成長が期待される企業です。

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