シンクロン

株式会社シンクロンについて

株式会社シンクロンは、真空薄膜形成装置の製造・販売を専門とする企業です。本社を神奈川県横浜市西区みなとみらいに置き、光学薄膜の形成に不可欠な真空薄膜形成装置の研究開発、設計、製造、販売、技術サービスを総合的に手掛けています。

世界トップクラスの技術力

シンクロンは、真空薄膜形成装置の分野で世界トップクラスの技術力を誇ります。長年の研究開発によって培われた高度な技術は、様々な産業分野での製品開発を支えています。

グローバルな展開

2000年代以降、シンクロンは積極的に海外展開を進めており、アジア圏を中心に拠点を拡大してきました。現在では、中国、台湾、マレーシア、タイ、アメリカにも拠点を持ち、グローバルな事業展開を加速させています。

沿革

シンクロンの歴史は、1951年に設立された有限会社真空器械研究所に始まります。

1951年（昭和26年）：有限会社真空器械研究所を設立。
1960年（昭和35年）：真空器械工業株式会社に改組。
1971年（昭和46年）：東京都品川区南大井に旧本社ビル完成。
1982年（昭和57年）：東京都品川区東大井に鮫洲工場（旧・技術開発センター）完成。
1989年（平成元年）：山形県鶴岡市に鶴岡工場完成。
1991年（平成3年）：社名を株式会社シンクロンに変更。
2002年（平成14年）：台湾支店開設。
2003年（平成15年）：中国上海市にシンクロン上海設立。
2004年（平成16年）：台中市にシンクロン台湾設立。
2005年（平成17年）：中国深圳市にシンクロン深圳設立。
2007年（平成19年）：マレーシアにシンクロンマレーシア設立。
2008年（平成20年）：横浜市西区みなとみらいに新本社ビル完成。タイにシンクロン・テクノロジー・タイランド設立。
2010年（平成22年）：シンクロン上海機械製造設立。
2014年（平成26年）：本社ビルの新館が完成。
2016年（平成28年）：アメリカ・カリフォルニア州サンノゼにシンクロンアメリカ設立。

国内外の拠点

シンクロンは、国内外に複数の拠点を展開しています。

日本国内
本社：横浜市西区みなとみらい4-3-5（シンクロン本社ビル）
R&Dセンター：本社ビル内
鶴岡工場：山形県鶴岡市宝田1-19-71

日本国外
上海拠点（中国上海市）
深圳拠点（中国深圳市）
台湾拠点（台中市）
マレーシア拠点
タイ拠点
アメリカ拠点（カリフォルニア州サンノゼ）

本社ビル

2008年9月に完成したシンクロン本社ビルは、地上6階建てで、延床面積は約6,585m2です。本社機能のほか、最先端の設備を備えたR&Dセンターが併設されています。特徴的なのは、三菱地所設計による、曲面で構成された外観です。高透過ガラスで覆われたダブルスキン構造が採用されています。

本社ビル新館

2014年9月には、本社ビルに隣接する形で新館が完成しました。地上7階建てで、延床面積は約6960m2です。事務所や研究開発施設の拡充のほか、クリーンルームや展示ルーム、さらには保育所も設けられています。また、地域冷暖房システムも導入されています。

ライトアップ

夜間には、本社ビルのダブルスキン構造と高透過ガラスを活かしたライトアップが実施されています。クリスマス時期には、みなとみらい地区のオフィスビル全館点灯にも参加し、特別なカラーで彩られます。このライトアップには、レシップが開発したCCL（コールド・カソード・ランプ）が用いられ、時間帯によって色調が変化します。

関連情報

関連技術
真空装置
光学薄膜
真空
薄膜

外部リンク
* 株式会社シンクロン公式サイト (※実際の公式サイトへのリンクは、適宜変更してください。)

株式会社シンクロンは、その高い技術力とグローバルな事業展開を通じて、真空薄膜形成装置の分野をリードし続けています。

もう一度検索