シンデレラエキスプレス
シンデレラエキスプレスは、
1988年に結成された日本のお笑いコンビで、
松竹芸能に所属しています。このコンビは、関西演芸協会の一員でもあり、地域を中心にテレビやラジオなど多方面で活動を展開しています。その愛称は「シンプレ」で、幅広いジャンルの芸を披露していることで知られています。
名の由来
「シンデレラエキスプレス」の名前は、実際にはJR東海の「シンデレラ・エクスプレス」に由来します。ただし、法的な問題を避けるために「ク」を「キ」に変更した特異な経緯があります。このユニークな名称が、彼らのスタイルとユーモアを象徴しています。
メンバー紹介
メンバーは松井成行と渡辺裕薫の二人です。松井は
1964年に
大阪府門真市で生まれ、172cmの身長と60kgの体重を持つ、熱狂的な読売ジャイアンツファンです。趣味は
韓国ドラマ観賞や
ボクシングで、ユニークな
物真似も得意としています。特に、笑福亭仁鶴のモノマネで知られています。
一方、渡辺は
1967年にアメリカの
ニューヨークで生まれ、身長158.5cm、体重50.5kgという体格です。彼は落語研究会に所属していた大学時代のバックグラウンドを持ち、映画鑑賞が趣味で、年間200本近くの作品を観ています。また、兄弟も多く、8歳上の長兄は大学教授という経歴を持っています。このように、二人の個性が豊かであることがコンビの魅力の一部となっています。
コンビ結成の経緯
1988年、二人はそれぞれ養成所に入所し、その後、
朝日放送テレビの素人参加型コーナーに別々に出演しました。帰りに
ラーメンを食べながら意気投合し、その場でコンビとしての活動を開始しました。結成から30年以上経った今も、変わらぬコンビネーションで観客を楽しませています。
活動内容
シンデレラエキスプレスは、テレビやラジオでの活躍だけではなく、イベントや舞台にも積極的に出演しています。特に彼らは、定期的なコラム執筆やエキストラ出演を通じても多彩な表現を見せています。松井は「シンプレ新聞」という月刊紙を10年以上にわたり発行しており、ファンや関係者に情報を届け続けています。
受賞歴
彼らは数多くのコンテストで優秀な成績を収めています。その中には、
1989年の第19回
NHK上方[[漫才コンテスト]]優秀賞や、
1993年の第12回高田文夫杯争奪OWARAIゴールドラッシュ優勝などがあります。これらの受賞は、二人の実力を証明するものであり、
漫才界における地位を確立する要因となっています。
まとめ
シンデレラエキスプレスは、今後も関西を拠点にした新しいスタイルのお笑いを発信し続けるでしょう。彼らの活動は、笑いを通じて多くの人々に楽しさと感動を提供し、これからもますますの活躍が期待されます。