スーパーマリオメーカー2

スーパーマリオメーカー2について

『スーパーマリオメーカー2』（英: SUPER MARIO MAKER 2）は、任天堂が2019年6月28日に発売したNintendo Switch向けのゲームソフトです。本作は2015年にWii Uで登場した『スーパーマリオメーカー』の続編で、より多様な要素が加わり、プレイヤーが自由にオリジナルのコースを制作できる楽しさが広がっています。特に、ゲーム発表の場であるNintendo Direct|Nintendo_Directにて2019年2月14日にその情報が公開され、大きな注目を集めました。

様々な要素の追加

『スーパーマリオメーカー2』では、前作に比べてキャラクターのスキンやアイテム、敵キャラクターの種類が大幅に増加しました。特に大きな変更点は、2013年に発売された『スーパーマリオ 3Dワールド』に登場したゲームスキンが追加されたことです。これにより、砂漠や雪原など多様なシーンスキンを使用できるようになり、コースに独特の雰囲気を与えることができます。また、夜のシーンスキンも新たに用意されており、さらなる視覚的変化を楽しむことが可能です。さらに、「お城の立て直し」をテーマにしたストーリーモードや、最大4人で遊べるオンラインマルチプレイの要素も追加され、より楽しい体験が提供されています。

特に注目すべきは、Nintendo Switch Onlineの12ヶ月利用券が付いた『スーパーマリオメーカー2 はじめてのオンラインセット』の発売です。このセットにより、オンライン機能を利用した新たな遊び方も可能になっています。

主なゲームモード

本作にはいくつかの注目すべきモードがあります。まずは「みんなでバトル」です。このモードでは最大4人が同時に対戦し、勝利を目指します。レート制を採用しており、プレイヤーの性能に応じたランク付けが行われます。コースは世界中のプレイヤーが制作したものからランダムに選択され、シングルプレイタグの付いていないコースが選ばれます。

次に「みんなでクリア」モードがあります。このモードでは、協力してコースをクリアすることが求められます。難易度は「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「とてもむずかしい」の4つから選べ、フレンドとも一緒に楽しむことができます。

また、「どこまでマリオチャレンジ」では、残機が無くなるまで進める形式で、やりがいのあるプレイが楽しめます。難易度に応じて初期残機が設定されています。

「ハックンタイムアタックチャレンジ」は、任天堂が制作したコースでクリアタイムを競うモードで、他のプレイヤーの動きが自分のプレイと連動する楽しい要素もあります。このモードではクリアのたびにスタンプがもらえ、これを集めることで様々なアイテムが手に入ります。

評価と売上

ゲームレビューサイトMetacriticによると、『スーパーマリオメーカー2』は全体的に高い評価を受けています。ただし、オンラインマルチプレイに関するパフォーマンスに対する批評も見受けられ、具体的にはラグによってプレイヤーの技能が影響を受けることが指摘されています。一方、Gamespotからは本作に対して10点中8点の評価が与えられています。

日本国内では発売から僅か2週間で279,357本の売上を達成し、ベストセラーとなりました。また、世界全体でも2020年3月までに548万本以上の売上を記録し、任天堂のNintendo Switchでリリースされたソフトの中でも特に人気の作品となっています。

関連作品

『スーパーマリオメーカー2』の前作にはWii U版の『スーパーマリオメーカー』や、ニンテンドー3DS向けの『スーパーマリオメーカー for [[ニンテンドー3DS]]』があります。これらの作品も同様に、プレイヤーが自らのコースを創り出せる楽しさを提供しており、マリオファンを魅了しています。

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