ダイテック

株式会社ダイテックについて

株式会社ダイテックは、東京都品川区に本社を置くCADソフトウェアメーカーです。親会社はダイテックホールディングスで、建築、土木分野を中心に幅広いCADソフトウェアの開発・販売を手掛けています。

事業概要

ダイテックは、CADソフトウェアの開発・販売を主軸として事業を展開しており、特に建築設備BIM/CAD、土木CAD分野に強みを持っています。また、ソフトウェアだけでなく、関連するソリューションやサービスも提供しており、顧客の業務効率化を支援しています。2009年には事業再編を行い、サービスステーション向け情報処理事業を分社化し、株式会社ダイテックソリューションを設立しました。また、オンデマンド印刷事業はグループ会社に移行しています。

歴史

ダイテックは、幾度かの再編を経て現在の形になっています。

初代: 1969年に「堀会計事務所計算センター株式会社」として設立。1995年にジャスダックに店頭登録しましたが、2006年に上場廃止となり、2015年に吸収合併により消滅しました。
2代: 2012年に設立された「株式会社ダイテックホールディング」が、2015年に（旧）株式会社ダイテックを吸収合併し、商号変更。2020年に再び「株式会社ダイテックホールディング」に商号変更しました。
3代: 2020年に新設分割により設立された会社が、現在の株式会社ダイテックにあたります。

主な製品

ダイテックは、多岐にわたるCADソフトウェア製品を提供しています。

建築設備BIM/CAD:
CADWe'll Linx
CADWe'll Tfas
土木CAD:
CADWe'll 土木
汎用CAD:
ARCDRAW
その他:
現場Plus TF
注文分譲クラウドDX
無料ソフト:
Tfas ビューア
Dゴシックフォント
終息製品:
CADWe'll CAPE

沿革

ダイテックの歴史は以下の通りです。

1969年10月: 「堀会計事務所計算センター株式会社」として設立。
1970年8月: 「株式会社第一会計計算センター」に商号変更。
1984年1月: 「株式会社ダイテック」に商号変更。
1991年9月: 財団法人堀情報科学振興財団を設立。
1995年6月: 日本証券業協会（現・ジャスダック）に株式を店頭登録。
2003年10月: ISO 9001認証を取得。
2004年10月: 分社・持株会社制に移行し、株式会社ダイテックソリューションおよび株式会社ダイテックソフトウェアを設立。
2005年3月: ISMS（現・ISO/IEC 27001）を取得。
2006年6月: TOBにより上場廃止。
2006年7月: 株式移転により持株会社「株式会社ダイテックホールディング」（初代）を設立。
2006年10月: グループ企業8社を吸収合併。
2008年11月: 本社を名古屋市中区（栄地区）に移転。
2009年10月1日: SS事業部を新設分割し、株式会社ダイテックソリューションを設立。デジタル印刷課を親会社に移管。
2010年9月1日: 堀財団が公益財団法人堀科学芸術振興財団に名称変更。
2011年3月1日: 本社を名古屋市東区の主税町ビルに移転。
2012年10月1日: 株式会社ダイテックホールディング（初代）が会社分割により「株式会社ダイテックホールディング」（2代）と「株式会社DSホールディング」を新設。旧ダイテックホールディングは株式会社アセットマネジメントに商号変更。
2013年10月: 株式会社ダイテックホールディング（2代）が株式会社DSホールディングを吸収合併。
2014年1月: 株式会社ダイテックホールディング（2代）が株式会社ダイテックサンズに商号変更。
2014年10月1日: 株式会社ダイテックソリューションを吸収合併。
2015年4月1日: 株式会社ダイテックサンズが株式会社ダイテックを吸収合併し、株式会社ダイテックに商号変更。本社を東京都中央区に移転。

事業所

ダイテックは、全国に事業所を構えています。

本社（東京都中央区）
北海道事業所（北海道札幌市中央区）
東北事業所（宮城県仙台市青葉区）
東京事業所（東京都品川区）
中部事業所（愛知県名古屋市東区）
北陸事業所（石川県金沢市）
関西事業所（大阪府大阪市城東区）
四国事業所（香川県高松市）
中国事業所（広島県広島市中区）
九州事業所（福岡県福岡市博多区）

関連情報

公益財団法人 堀科学芸術振興財団: ダイテック創業者の堀誠が設立した公益財団法人。
文化のみち 堀美術館: 堀財団付属の美術館。

外部リンク

* 株式会社ダイテック

ダイテックは、長年の歴史の中で培ってきた技術力と、顧客ニーズに合わせた製品開発により、業界をリードする企業として成長を続けています。

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